ArtSaltのサイドストーリー

音楽、フリーウェア、WEBサービス、食べものなどに関する日記。トラックバック、コメント歓迎。

ランニングで謎のスランプ

ランニングがスランプだ。夏はわりと調子が良かった。秋になった途端にタイムが落ちた。息が続かなくなった。足が重くなった。理由は不明。便秘と関係しているかもしれない。

早く調子を取り戻して近所の里山でトレランをやりたい。

トレランのコース

トレランのコース

トレランのコース

落下腸マッサージで慢性的な便秘が解消した

慢性的な便秘がなおった。「落下腸マッサージ」と呼ばれているマッサージのおかげだ。

大腸
Courtesy of Wikipedia

1ヶ月ほど前に突然慢性的な便秘になった。普通の便秘なら数日後に自然治癒していたのに今回の便秘は違う。本当に慢性化してしまった。仕方なく3日または2日に1回の割合でピンクの小粒コーラックを飲んで対処していたけど、「ひょっとして一生コーラックの世話になるのか?」と思ったりして、気分が暗い日々が続いていた。

しかし1週間ほど前だったか、ネットで「落下腸マッサージ」なるものを知った。テレビ番組で紹介され、大きな話題になったらしい。マッサージの動きに合わせて大腸が上のほうに押し上げられるレントゲン映像がすごい。
しつこい便秘を2分で劇的に治す方法 - YouTube

便秘を治すマッサージと聞いて、かなり激しい体操のようなものを予想していたのだけど、これは全然違う。

仰向けになる。膝を立てる。腰と床の間に枕とかクッションのようなものを置いて下腹部を約10cm浮かせる。そして大腸があると思われる下腹部の箇所を下から上に優しくマッサージするだけ。強い力は必要ない。さらに指先で下腹部を軽く叩く。これはS状結腸を刺激するマッサージになるんだとか。本当にこれだけ。時間にして数分間。

「こんなゆっくりとした、優しくお腹をさするだけのマッサージを数分間やるだけで本当に便秘が治るわけがないよなあ」。そんなことを考えながら半信半疑で下腹部を寝る前と朝食前にマッサージした。

効果は翌日に出た。便通があった。穏やかな便通。下剤を服用したときのような痛みは全くない。まさかたった1日で効果が出るとは予想していなかったので驚いた。便通は翌日も、そのまた翌日にもあり、そして現在に至っている。

下剤とかヨーグルトとかセンナ茶などなど…。今までの苦労は一体何だったのかと言いたくなる。もっと早くこのマッサージのことを知っていればどんなに良かっただろう。

便秘の原因は人によって違うらしい。この落下腸マッサージは胃下垂のように腹筋が弱くて大腸が押し下げられてしまった人たちに効くらしい。だからネットの反応を見ているとこのマッサージが効かない人たちもいるようだ。

でも自分には効果があった。わずか数ヶ月とは言え慢性化していた便秘がたった1日で治り毎日健康的な便通があるのだ。非常にうれしい。このマッサージを考案してテレビなどで紹介してくださった久里浜医療センターの 水上健 医師には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

いわゆる「落下腸」「ねじれ腸」は日本人に特有の症状らしい。えっ? そうなの? うーむ、本当かな? 詳しい話は「久里浜医療センター|「落下腸」について」で説明されている。

スティーブ・キューンが語るドーハム、コルトレーン、ラファロ、ゲッツの思い出

ジャズ・ピアニストのスティーブ・キューン (Steve Kuhn) がインタビューでケニー・ドーハム、ジョン・コルトレーン、スコット・ラファロ、スタン・ゲッツなどの思い出を語っている。
Y's Awesome Notes — スティーブ・キューンが語るドーハム、コルトレーン、ラファロ、ゲッツの思い出

Three Waves by Steve Kuhn

私が初めて聞いたスティーブ・キューンのピアノはアート・ファーマー・カルテットでの演奏。それまで全く聞いたことがないスタイルなので意表を突かれる思いがした。正直に言うと最初はよく理解できなかった。彼のピアノの素晴らしさに気づいたのは数年後だ。
ART FARMER - I Waited For You ( G. Fuller/D. Gillespie) - YouTube

ざっと紹介すると、スティーブ・キューンはインタビューの中で以下のようなことを証言している。

  • ケニー・ドーハムは自分の音楽がディジー・ガレスピーやマイルズ・デイヴィスと同じぐらい評価されてしかるべきだと自信満々だったが、音楽以外にも女の子やドラッグにも夢中だった。
  • ジョン・コルトレーンは非常に口数が少なくて、音楽に対して真摯な態度だった。本当はマッコイ・タイナーを雇いたかったけど契約の問題で雇えなかった。そこでスティーブ・キューンがバンドのピアニストとして雇われた。(その後マッコイが契約の問題をクリアしてキューンに代わって加入)。キューンが入っていた頃のジョン・コルトレーン・カルテットの記録はCD化されていない。ダウンロード販売もされていない。
  • ビル・エヴァンズ・トリオのレギュラー・ベーシストだったスコット・ラファロがスタン・ゲッツのバンドに加入したけど、ドラマーのピート・ラロッカの音楽と合わなかった。(ラファロはゲッツのバンドに加入した後に交通事故で亡くなっている)。
  • ジョン・コルトレーンに対するスタン・ゲッツの嫉妬がすごかった。

この中でちょっと気になったのがニューヨークのジャズ・ギャラリー (Jazz Gallery) というクラブで行われた1960年のジョン・コルトレーン・カルテットの演奏。ピアノを弾いているのはスティーブ・キューンだ。このライブ演奏が不思議なことにCDやLPレコードとして発売されていないんだとか。もちろんダウンロード販売の形でも未発表。そういう音源。

"Jazz Discography Project" の John Coltrane Discography によると、

John Coltrane (tenor sax), Steve Kuhn (piano), Steve Davis (bass), Pete La Roca (drums).

"Jazz Gallery", NYC, April, 1960.

  • How High The Moon
  • minor blues
  • Equinox

…の3曲のみがプライベート・テープの形でかろうじて残っている。3曲だけじゃCD化は無理と思いきや、上記ディスコグラフィーによると、数ヵ月後マッコイ・タイナーが加入してからのカルテットの演奏のテープもあるそうだ。なぜこのテープがCDとかMP3として発売されないのか理解に苦しむ。音質の問題かな? 是非とも発表してほしいものだよね。

それと、もうひとつ面白いと思ったのがスコット・ラファロがスタン・ゲッツのバンドに加入していたこと。あれ? ビル・エヴァンズのトリオでの仕事を蹴ってでも参加したかったのかな? まあ、ギャランティーの額とかいろいろ事情はあったのかもしれない。

最後にスタン・ゲッツのこと。ジョン・コルトレーンをここまで過剰に意識していたとは全く思いもよらなかった。この人のテナーは本当に素晴らしくて個人的にも大好きなんだけど、プライベートのことになると相当の奇人だったようだ。はっきり言って私生活のほうではあまりいい話を聞かない。どちらかというと人間性を疑いたくなる逸話が多い。

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ランニング - 心肺に負荷をかけて走る練習

ランニングの話。8月は主に足腰に強い負荷をかけるトレーニングをやってきた。具体的には90分間走り続ける練習。9月になり、心肺に強い負荷をかけるトレーニングを始めた。

Garmin GPS 腕時計

足腰に強い負荷をかけるトレーニング、心肺に強い負荷をかけるトレーニング

先月からやっていた「足腰に強い負荷をかけるトレーニング」というのは長距離そして長時間を走るための足腰を作るトレーニングだ。スピードを出す必要はないのでジョギングと言ってもいい。それに対して今月から始めた「心肺に強い負荷をかけるトレーニング」は高速で走るための心肺を作るトレーニングだ。ゆっくり走ることは許されないのでジョギングではない。「スピード・トレーニング」と言い換えてもいいかもしれない。

初日は雨の日。しかも夜走ったのでスピードをあまり出せず。街燈が少なくて足元があまり見えない。これじゃ危なくて全力疾走できやしない。夜盲症に生まれた自分の運命を恨む。

台風が去った翌々日。気を取り直してまたスピード練習。記録は、初回が 4'55"/km 。2回目が 4'50"/km 。いずれも1kmを全力で走った。

場所は近くにある港の埠頭。ここは観光客と地元の市民が歩きやすいように道と広場が煉瓦(れんが)とタイルと木の板で舗装されている。特に木の板の部分は走っていると非常に気持ちよい。木は適度な弾力があり、そしてシューズがグリップしやすいからだ。最近では全国各地に非常にたくさんのジョギング・コースがあるけど、全部アスファルトで覆ってしまうのではなく、できれば木製の厚板を敷き詰めていただくと非常にありがたい。

このトレーニング方法は有森裕子さんや高橋尚子さんを教えたことで知られる小出義雄さんの本「マラソンは毎日走っても完走できない」(角川SSC新書)で初心者向けの「脚つくり」の一環として紹介されている。今回自分で実際にやってみてわかったのだが、1kmを全力で走るだけでは少し物足りないかな。次回のスピードトレーニングでは2kmの全力疾走を検討している。

1kmを全力で走って4分50秒。自分の記録を見てしみじみ思ったのだが、オリンピックに出場するレベルの人たちは42kmを通して常に約3分30秒/kmペースで走るわけで、自分はまだまだなんだな。

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小出義雄監督を信じて「走るための脚つくり」

自分は週に5日ほどジョギングをやっている。1kmから3kmほど走って→5分間から10分間ほど休憩して→また数km走ってその日のジョグを終了…というパターンが多い。しかし走れる距離が一向に伸びない。そしてタイムが一向に速くならない。数km走って1kmあたりのラップを測ると5分30秒ほどだ。

自分はマラソンとかの大会には参加したことがないし、今のところ参加する予定もない。だから本来ならタイムを気にする必要はない。気持ちよいと感じられる距離を好きなペースで走ればよいのだ。でももっと速く走りたい気持ちはある。そしてもっと長い距離を走りたい。そういう意思は一応ある。

足を故障していた時期もあるとはいえランニングを始めてから半年近くになる。にもかかわらず速く走れない。楽に走れる距離がせいぜい数km。これではいけないと思い、小出義雄著「マラソンは毎日走っても完走できない」(角川SSC新書)を買って読んだ。ジョガーたちにとってはバイブルみたいな本らしい。それぐらい人気が高くて有名な本。

本書のカバーにはこんなことが書いてある。

市民マラソン大会に出ると、30km過ぎから歩いてしまったり、あるいはスピードがガクンと落ちてしまう人が多い。みなさん、「毎日5km走っていた」など練習熱心な人が少なくないのだが、ではなぜ走れなくなってしまうのか? その理由は、毎日走っているだけではマラソンの練習になっていないから - 。

本書では、このマラソン用の練習を説いていく。

なるほど。毎日走っているだけではマラソンの練習にならないのか。

続いて小出氏の発言を以下に引用。

たとえば、みなさん「毎日1時間も走っている」と言います。ところが、よくよく聞いてみると、自宅の周りをトコトコと気持ちよく走ってそのまま帰ってきて終わり。要するに一本調子、変化のないトレーニングなんです。

では、どうしたら速く走れるのか?

答えは、「トレーニングに負荷をかける」ことです。

マラソン界の神様とも言える小出義雄氏の鋭い指摘。まるで自分のことを言われているようで驚いた。この人の言うことを信じてトレーニングをやってみよう。そう思った。

第1章「走るための準備を整える」によると、最初にやるべきことは負荷をかけるトレーニングだ。まずこれを始めることにした。

jogging
Courtesy of Free Images - Pixabay

以下は小出氏の言っているトレーニング方法を自分向きに少し変えたもの。4週間かけて基本的な「脚つくり」を行う。

第1週

週に1日 - 合計90分間のジョギング

  1. ゆっくりジョグ30分間
  2. 普通のジョグ30分間
  3. ゆっくりジョグ30分間

週に2-3日

  • 普通のジョグ20分間

第2週

週に1日 - 合計90分間のジョギング

  1. ゆっくりジョグ25分間
  2. 普通のジョグ40分間
  3. ゆっくりジョグ25分間

週に2-3日

  • 普通のジョグ20分間

第3週

週に1日 - 合計90分間のジョギング

  1. ゆっくりジョグ20分間
  2. 普通のジョグ50分間
  3. ゆっくりジョグ20分間

週に2-3日

  • 普通のジョグ20分間

第4週

週に1日 - 合計90分間のジョギング

  1. ゆっくりジョグ15分間
  2. 普通のジョグ60分間
  3. ゆっくりジョグ15分間

週に2-3日

  • 普通のジョグ20分間

この4週間のプログラムでは「普通のペースで60分間連続して走る」ことが目標になる。60分間と言うと現在の自分の実力では10kmから11kmほど走る計算になる。

学生時代は10km走っても平気だったけど今の自分は10kmも走れるだろうか? 不安があるけど、やってみるっきゃないね。

トレランで転倒したときの対処法を考えた

砂に埋もれていた松の根につまずいて転倒

海岸沿いの松原を走って転んだ。幸いなことに大した怪我ではなかった。転んだ場所は下り坂ではない。フラットな箇所だ。転倒した場所には松の太い根があった。夏バテで足をあまり上げずに走っていたので松の根につまずいたんだと思う。松原なので下は柔らかい土と砂。だから擦り傷(かすりきず)で済んだ。ガラスの破片とか細い竹の切り株みたいな鋭角状のものがあったら大怪我を負っただろう。

トレイル・ランニングで転びやすいのは木の切り株らしい。自分はまだ切り株で転んだことはない。今回の転倒の原因になったのは地面を這う松の根だ。砂に隠れていたため目視で確認できなかった。

地面を這う松の根

普通の硬い土に覆われている根なら問題ない。だが軽くて柔らかい砂に少しだけ覆われている根は困ったことに目に見えない。そして躓きやすい(つまづきやすい) - そんなことを体で知ったトレランだった。

同様の転倒事故は広葉樹の森でも起きやすいんだとか。地面から突き出た石や木の根を大量の落ち葉が覆い隠してしまうからだ。だから全国各地のトレラン大会の運営者たちは定期的に落ち葉を片付けてコースを保守しているらしい。

薄暗い森林での転倒を防ぐにはサングラスを着用しない

トレランで転倒を防ぐには、

  • ロードのときよりも足を上げて走る。(「すり足」のような足の運び方は危険)。
  • 数メートル先の土の状態を目でよく観察する。
  • 下り坂では膝を少し曲げ、ストライドを短くし、前傾姿勢をとる。

…などの方法があると思うけど、個人的には「森林の中ではサングラス着用しない」をそこに追加したい。一般的にトレイルは市街地よりも薄暗い場所が多い。だからサングラスをかけていると足元の複雑な地形を視認するのが困難になる。自分がよく走っているコースは海岸の砂浜と松林が混在する。こういう場合は明るい砂浜では紫外線を防ぐサングラスを着用し、暗い松林の中に入ったらそれを外す、という工夫が必要だ。

森林内でのサングラス着用には小枝とか梢(こずえ)が目を突き刺す危険を避ける意味もある。だが自分はトレイルの状態の把握を困難にするサングラス着用に積極的には賛成できない。一番良いのはロード用の着色したサングラスとは別に無色のサングラスをトレラン用に新たに購入することかな。

腕を下げて走れば転倒しても軽傷で済む

転倒しないようしっかり対策していても転ぶときは転ぶ。そこで転んだときに備えて何をすればいいか考えた。

本やWEBで調べると、深刻な裂傷を防ぐために手袋やロングタイツの着用が推奨されているようだ。自分がよくやっているのは下り坂で腕を下げてバランスをとること。言葉ではうまく説明できないが、ドリフターズの加藤茶がやっていたヒゲダンスのポーズに少し似ている。下の写真はトレランとは全く関係ないジャズのレコード・ジャケットだけど、このイラストのおじさんの腕の位置がまさにバランスをとるポーズだ。

Warne Marsh Quartet (Mode label)
スーパーの店内で聞こえてきた Warne Marsh @ ArtSaltのサイドストーリー

この姿勢は転倒しないようバランスをとるだけでない。転倒したときに掌(てのひら)または肘(ひじ)を地面に着地させることによって脳や内臓など大事な部分を瞬時に守ることができる姿勢でもある。上のイラストは腕をやや下げすぎかな。これだとスピードを上げて走るのは無理。実際のトレランではもう少し腕を上げる必要があるね。

それと切り傷を消毒する薬も必要かも。あと包帯とか? テーピングのほうがいいかな。トレランで装備する必需品は意外に多い。それらを全部バックパックの限られたスペースに収納するわけだから大変だ。

便器を使ってブルガリアンスクワット

Bulgarian split squat
Courtesy of YouTube

スクワットのバリエーションに「ブルガリアン・スクワット」というのがある。英語では Bulgarian split squat とか単に split squat と呼ぶらしい。上の写真が代表的なやり方。すなわち片足を後方に伸ばしてベンチなどに置き、もう片方の脚だけを曲げ伸ばし…というトレーニングだ。実際にやってみればわかるけどこれは特に臀部(でんぶ)の筋肉が鍛えられる。通常のスクワットとの違いは歴然としている。

ランニングを数ヶ月続けて実感しているのがお尻の筋肉の弱さ。難しい言葉で言うと「臀部」の筋肉。ここが弱いと上り坂を走るのが大変。なのでこの筋肉を鍛える方法としてブルガリアンスクワットをときどきやってる。ちなみにエステの世界でもこの変形スクワットはヒップアップの運動として人気があるらしい。

ブルガリアンスクワットは片方の足を乗せておくベンチのようなものが必要。戸外なら公園のベンチとか駐車場で見かけるUの字の形をした車どめ等が使える。だがわが家にはそういうのは一切ない。椅子はあるけど回転するタイプなので不安定。家の中でブルガリアンスクワットをやるにはどうすればいいか? いろいろ試したところ洋式トイレの便器が使えると判明した。

トイレの中は狭いのでスクワットするときはドアをあけっぱなしにする。片足を便器の蓋に乗せてもう片方の脚の膝を屈伸してスクワット。便器の高さは一般的なベンチの高さと同じなので都合がいい。あと、下の写真のように、便器の蓋の上にタオルなどを乗せておくと足が痛くない。

洋式便器

夏山のトレランで熱中症になりかけた

forest and a girl
Courtesy of Free Images - Pixabay

近場の里山でトレラン(トレイル・ランニング, trail running )をときどきやる。本日のトレラン。途中の上り坂で熱中症になりかけた。

眩暈(めまい)がする。心臓の鼓動が急に速くなる。このまま登り続けると最悪死ぬかもしれない。走るのを一旦やめて少し休憩しようか。あるいは歩いていこうか。

しかしここで休憩するわけにはいかない。ここは鬱蒼と茂った森の中。昼でも薄暗い。この時期(7月下旬)の山の中はブヨの大群がいる。蚊の大群がいる。スズメバチが襲ってくるかもしれない。走るのをやめたら大量の虫に刺される。歩いたらブヨの餌食だ。自分は虫刺されに過剰に反応するアレルギー体質だ。だから走り続ける必要がある。

トレランのコースを脱出して舗装された広くて明るい農道に出れば蚊などの数は減る。仮に熱中症で倒れても誰かが見つけてくれるだろう。

迷ったが下山した。高温で頭がふらふらなので決断は早いほうが良い。そして無理をしない選択肢が良い。

脱出コースは下り坂だ。熱中症になりそうな状態でも下り坂なら何とか走れそうだ。虫に刺されぬよう高速でトレランコースを走り抜け、バテバテの状態で農道に出た。ここまで来れば歩いても虫に刺される確率は格段に下がる。帽子とかバンダナを振り回せば多少の蚊を追い払うことが可能だ。幸いなことに本格的な熱中症にはならずに済んだ。

熱中症になりそうになった里山のトレランコース
熱中症になりそうになった里山のトレランコース

虫による被害を考えると夏山のトレランは自分には厳しい。それと上り坂がつらかった。いつもなら軽快に登っていける程度の勾配なのに今日は心拍数が著しく上昇した。そういえば今日は関東地方で梅雨明けしたとか。熱中症になっても不思議ではない。

それでも自分は山を走るのが好きだ。人気(ひとけ)がないところを走るのが好きだ。最近流行りのポケモンGOのモンスターとトレーナーが今のところ山奥には現れないのも山を走ることのメリットだよね。秋が来るまでは薄暗いトレイルを走るのを諦めて虫があまり来ない明るい山道を走ることにしようかな。あと上り坂を楽に走るためのトレーニングもやらんといかんね。特に臀部の筋肉を鍛えないと。

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食パンをレンジでチンして作るケーキのようなお菓子

以前このブログで、フレンチトーストを一度に大量に作って冷凍保存することについて書いた。(→「フレンチトーストほど手軽に短時間で作れる洋菓子は他にない)」。でも最近(7月初旬)は暑いのでフライパンを熱して作る料理はできるだけ避けたい。できれば電子レンジでチンするだけのほうがいい。レンジでチンなら後片付けも簡単だしね。そこで思いついたのがレンジでチンして作るケーキのようなお菓子。材料はフレンチトーストとほとんど同じだけどホットケーキ・ミックスを加える点が異なる。

卵と小麦粉
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材料

  • 食パン
  • 牛乳または豆乳
  • 砂糖
  • ホットケーキミックス
  • バニラ・オイルまたはバニラ・エッセンス

作り方

  1. ちぎった食パンと卵と牛乳と砂糖とホットケーキミックスとバニラオイルを容器に入れて混ぜる。牛乳の代わりに豆乳でもいい。バニラオイルの代わりにバニラエッセンスでもいい。
  2. 電子レンジで数分加熱する。
  3. 1日ぶんずつ切り分けてポリ袋に入れ、冷蔵または冷凍保存する。

食べる当日の朝になったら1日ぶんを冷凍庫または冷蔵庫から取り出してレンジでチンする。3時のおやつの時間には冷めて食べやすくなっている。

ケーキのようなお菓子

上の写真は形が崩れている。ちゃんと形を整えて美しく切り分けてから撮影したほうがよかったかも。

コツは砂糖を思い切りたくさん入れること。お菓子というのは、特に洋菓子というのは、砂糖をふんだんに加えないとおいしくないのだ。

食パンは格安スーパーとかドラッグストアで売っている半斤サイズ80円ぐらいの冗談みたいに不味い食パンでじゅうぶん。フレンチトーストだって元来は古くなって堅くなって不味くなったフランスパンを美味しく再生する方法として考案されたらしいよね。

ホットケーキミックスの代わりに片栗粉とかコーンスターチを入れたものも作ったけど変な食感だった。ホットケーキミックスの代わりに小麦粉だけでもいいかもしれないけど未検証。

農地造成地でトレラン

山林を切り開いて農地を造成している地域。ああいう土地を何と呼ぶのだろう。正式名称を知らないのだけれどここでは「農地造成地」とでも呼んでおく。先日そういう地域を走った。トレイルランニングのようなものか。こんな場所を走るのは初めての体験だったので感想を書いておく。

trail running
Courtesy of Free Images - Pixabay

トレイル・ランニング (trail running) に興味がある。通称「トレラン」。でもまだ本格的にやったことがない。日本だとトレランに適したコースは山間部に多い。そういう場所には苦手な虫がたくさんいる。蜂アレルギーなのでスズメバチに襲われたら高確率で死ぬだろう。

NHKスペシャル | 神の領域を走る

話は少し変わるけど、南米パタゴニアで行われるランニングのレースがある。パタゴニアはアルゼンチンとチリにまたがる地域だ。このレースのことはNHKテレビの特別番組のWEBサイト「NHKスペシャル | 神の領域を走る」を見て知った。自宅にテレビがないので詳細は不明だけど、この番組はパタゴニアを走る人たちを追った特集らしい。こういう場所を走れたらいいなあと漠然と思った。

特に根拠なく自分が夢想しているパタゴニアのような場所というのは具体的に言うと、

  • 森林ではなく背の低い草がまばらに生える草原なので走りやすい
  • 森林ではないので虫に刺されにくい
  • 木陰がほとんどないので日焼けしやすく熱中症になりやすい
  • 落ち葉のクッションがある森林と違って、草がろくに生えていない荒地は大小さまざまな石が転がっている

…のようなロケーションだ。

パタゴニアのような場所で走りたい。自分の住んでいる地域には南米パタゴニアのような地形はないだろうか?

近場の山間部を Google Maps で見る。現代の農道とか林道はトラクターとか田植え機とか軽トラなど農業用の車両が通りやすいようにコンクリートとアスファルトで舗装されていることが多い。ハイキング・コースでさえハイカーが歩きやすいように舗装されてしまう。自転車に乗る人にとっても舗装されているほうがいいだろう。少なくとも自分の住んでいる町には未舗装の道は絶望的に少ない。長距離ランナーが走りたくなるような長いダートの道はあまりない。山奥に行けば土の道は多いだろうけど、前述したように自分は虫が多い夏の山奥には行けない。

だが Google Maps を何度も見ているうちに、山間部を開墾して農地を造成している地域が目にとまった。山というより丘陵か。自宅から徒歩30分ぐらい。車なら5分程度で行ける距離だ。土地を造成中なのでここの道路はほとんどアスファルトに覆われていない。農地としての完成は数年後かな。周辺の道はそれまで未舗装の状態が続くわけだ。

森林を伐採してできた開けた土地だから蚊などの虫に刺されることはあまりないだろう。ヒルに吸血されることもないだろう。

点在する耕作地。渇ききった土と泥んこになった土。石ころだらけで砂埃(すなぼこり)が舞う道。土が剥き出し状態の区画整理された土地。雑草すらほとんど生えていない。長さ数十メートル、高さ数メートルの巨大な盛り土がいたるところにある。なんだか古墳のような形だ。まあ、パタゴニアみたいな地形かもしれない。あるいは昭和時代の特撮映画のロケ地になりそうな地形というか。

この地域は土砂を運ぶダンプカーが行き来しているけど何しろ広い土地だからランナーが通過しても邪魔にはならないだろう。週末なら工事をやっていないだろう。そう考えて農地造成地を訪れた。そして走った。

走った場所を撮影した。

農地造成地

農地造成地

農地造成地

感想。

  • 山を切り開いて作った道なのでアップダウンがある。厳しい上り坂もあれば穏やかな下り坂もある。
  • ダンプカーが通る道は梅雨どきでも堅く乾燥している。草一本生えていない。無数の小石が転がっている。なので下り坂の部分はすべりやすい。ストライド走法は無謀。ピッチ走法で走るしかない。
  • たまに土木工事の関係者がブルドーザーやシャベルカーなどの重機を操作しているのを見かける。農作業をやってる人をちらほら見かける。それらを除けば全くと言っていいほど人がいない。ランナーが熱中症で倒れたら誰にも気づかれず死ぬ可能性が高い。
  • 造成地なので当たり前だけど水道とかトイレは全くない。長時間走るなら水筒などが絶対必要だ。
  • 木陰が全くないので暑い。そして紫外線が強い。上の写真だと林が見えるけど実際には手前に崖などがあるのでそこに徒歩で近づくのは不可能。水分補給も大事だけどこういう場所は暑さと紫外線との戦いになる。
  • ところどころに崖がある。もちろんガードレールなどない。夜ここを走ったら転落して死ぬだろう。
  • あとで知ったのだが、ランニングを決行した当日は熱中症注意報が出ていた。梅雨はまだ終わっていないから湿度も高かった。気温30度を超える7月の真昼間にこんなところを走る物好きは自分以外にはあまりいないだろう。自動車もモーターバイクも自転車も全く見かけない。ウォーキングをやる人もない。畑仕事をしている人や地盤改良工事の関係者を除けばここは完全に自分だけの世界になる。

trail running
Courtesy of Free Images - Pixabay

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