ArtSaltのサイドストーリー

音楽、フリーウェア、WEBサービス、食べものなどに関する日記。トラックバック、コメント歓迎。

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連打ホットキーでアポストロフィを簡単に入力

日本語QWERTYキーボードのアポストロフィの位置はホームポジションから遠い。なので英語を書くときに非常に苦労する。この問題を「連打ホットキー」というツールで解決した。具体的には左Shiftキーを素早く連続打鍵することでアポストロフィ入力するという方法である。


QWERTYキーボード
File:KB United States-NoAltGr.svg - Wikipedia, the free encyclopedia

アポストロフィは英語やフランス語などインド・ヨーロッパ語で必須の記号であり頻繁に使う記号だ。メーカーによって多少の違いはあると思うけど日本語QWERTYキーボードだと "J" キーから左上に5cmほど動かした位置にある。ふだんは "J" キーの上に置いている右手の人差し指をアポストロフィの位置に5cmほど動かすのは自分にとってはかなり苦労する作業だ。タイポしやすい。最近知ったのだが、英語キーボードだとアポストロフィのキーは右手の小指をほんの少しだけ右に移動させた場所にあるんだとか。上の画像がそれだ。これはうらやましい。自分の使っているパソコンは ThinkPad だ。このノートパソコンはキーボードを簡単に入れ替えできるらしい。なので英語キーボードに換装しようかとも考えた。しかし最終的には断念。日本語キーボードのままで何とかする方法を試行錯誤した。

結局「連打ホットキー」というWindows用ツールを使うことにした。以下のWebサイトに置いてある。ありがたく使わせていただきます。
縮小運営中? - ソフトウェア

自分の場合は左Shiftキーを素早く2回連打することによってアポストロフィを入力する設定にした。

連打ホットキーを実行すると C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming に kobachi という名前のフォルダーが作られ、その中に settings.xml というファイルが作られる。(Windows7の場合)。

以下は settings.xml の中身である。この設定が「0.2秒以内に左Shiftキーを2回押すとアポストロフィが入力される」を意味するらしい。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<BTBHotkeySetting xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:xsd="http://www.w3.org/2001/XMLSchema">
  <RecognitionSpan>200</RecognitionSpan>
  <SendKeyWait>0</SendKeyWait>
  <Hotkeys>
    <BTBHotkey>
      <TriggerKey>LShiftKey</TriggerKey>
      <KeyRepeatCount>2</KeyRepeatCount>
      <Actions>
        <BTBHotkeyActionText>
          <Text>'</Text>
        </BTBHotkeyActionText>
      </Actions>
    </BTBHotkey>
  </Hotkeys>
</BTBHotkeySetting>

これでアポストロフィの入力が楽になった。

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QWERTYとレミントンとモールス信号の歴史

スミソニアン博物館で有名な Smithsonian Magazine の先月(2013年5月)の記事にQWERTY配列の歴史について面白いことが書かれていた。それによると、銃の製造で知られるレミントン社がQWERTYキーボードの普及に深く関わっていたという。もしもレミントンがタイプライターの生産に乗り出さなかったらキーボード配列の歴史も変わっていたかも。QWERTYとモールス信号の不思議な因縁の話も興味深い。

以下は "The Story Behind the QWERTY Keyboard | Design Decoded" の部分翻訳である。

1860年代のミルウォーキー。政治家であり印刷技師であり新聞屋でもあるクリストファー・レイザム・ショールズ (Christopher Latham Sholes) という名前のアマチュア発明家がいた。彼は自分のビジネスをもっと効率的にしようと様々な機械を作っていた。その中のひとつが初期のタイプライターだ。これは Samuel W. Soule, James Densmore, Carlos Glidden との共同開発であり1868年に特許を取得している。キーボードはピアノを模したものであり、28個のキーはアルファベット順に組み立てられた。ショールズたちはこの配列が最も効率的であると確信していた。どの文字がどこにあるか、誰もが素早くそれを見つけることができるからだ。キーを探して指があっちに行ったりこっちに来たりすることは減り、打鍵数が増える。何を変える必要があるだろうか? この時点ではQWERTYはまだその姿を現していない。

よく知られる説によれば、ショールズがキーボードのデザインを変えたのは機械構造的な弱点を克服するためである、とされる。(とはいえ当時のタイプライターは今日の中古店や蚤の市で見かける一番数が多いモデルとは少し違うのだが)。キーと文字プレートをつなぐタイプバー (type bar) は定期的に紙の下でハングした。近接した位置にあるキーを連続してタイプすると精密な機械はジャムる。よってショールズは配置のデザインを変えて "th" とか "he" のような最も頻繁に起きる文字の連続を分離した。この説によれば、QWERTYシステムは頻繁に連続する文字の組み合わせの距離を最大限にした、とされる。この説は簡単に反論できる。たとえば "er" は英語で4番目に多い組み合わせである。(訳者注:にも関わらずQWERTYでは "er" が隣り合っている)。

だが試作品のひとつは生産直前になってキーボードが変えられた。もしもこれがこのまま生産されていたらこの記事もQWERTYではなくQWE.TYキーボードに関するものになっただろう。

1873年までにはタイプライターは43個のキーが備わり、使用者の直感に反する配列になった。これは高価な機械を故障させないためである。形が先に決まって機能がそれに従ったのではない。先に機能があって形がそれに従ったのだ。このようにしてキーボードがタイピストに訓練を要求した。この年にショールズたちは銃のメーカーであるレミントンと生産に関して合意している。レミントンは設備が整った企業であり、精密機械を手がけており、かつ南北戦争後は民生部門に関心を示していた。

しかしながら "Sholes & Glidden" と名付けられたタイプライターの生産が始まる前にショールズは新たな特許を申請する。この特許にはキーボードの配列も含まれている。こうして1878年発行の U.S. Patent No. 207,559 はQWERTYレイアウトが登場する初めての文書になった。

レミントンとの取り引きは正解だった。レミントン製タイプライターは1890年までに全米で100,000台以上が使われた。1893年タイプライター生産の大手5社であるレミントン、Caligraph, Yost, Densmore, Smith-Premier が業界の組合 Union Typewriter Company を作ってQWERTYを事実上の標準として採用。キーボードの運命はこうして決まった。これが今日私たちが知っている愛すべきQWERTYキーボードである。

M&A以前のレミントンのビジネス戦術とQWERTY普及の関係をうかがわせる逸話がある。レミントンはタイプライターを作っただけではない。タイピスト養成講座もやっていた。もちろん安い料金で。訓練用のタイプライターを貸してくれるシステムで学んだタイピストはそのブランドに忠実になるだろう。ゆえにしっかりと訓練を受けたタイピストを雇いたい企業はレミントン製のタイプライターを導入しなくてはならなかった。このシステムは今日でも有効だ。iTunes, iTunes Store, iPod によって築かれたAppleの生態系に忠実な信者を見ればわかる。

引用と翻訳はここまで。

ところでQWERTYの歴史といえば安岡孝一氏の名前を無視するわけにはいかない。氏の論文がこの Smithsonian Magazine の記事でかなり正確かつ好意的に紹介されていた。

タイプライターのメカニクスがキーボードのデザインに影響を与えたのではない。モールス信号を文字に変換するときキーがアルファベット順に並んでいると非効率であると気づいたのは現場の電信オペレーターである。これがキー配列に影響を与えた…というのが安岡氏の意見の一部である。

Smithsonian Magazine の記事で紹介されていた安岡氏の見解をオイラなりに解釈して以下に箇条書きにしておく。

(モールス信号を擬似的にイメージとして表している部分について説明すると、スペース1個は普通の半角スペース1個を、3個連続スペースは nonbreaking space を3個並べて記述した)。

  • Z という文字をモールス信号で表すと "· · ·   ·" である。この信号は SE を表す "· · ·   ·" と同じで紛らわしい。SE の組み合わせは Z よりも使用頻度が高い。
  • モールス信号の受信者がこの "· · ·   ·" という信号を語の先頭として聞いたときこれが Z なのか SE なのか判断するには語の最後まで聞き取らないといけない。
  • こういう理由で語の最後を聞き取った瞬間に素早くタイプしやすいように E, S, Z は近い場所に置かれた。
  • モールス信号の受信者は送信者と同じ速度で信号を文字に変換する必要がある。仮にショールズが本当にタイプ速度を遅くするためにキーボードの配列を決定したらモールス信号受信者は送信者の速度に追いつかなかっただろう。ショールズがそんなナンセンスなことをしたとは到底信じられない。

片手でも楽勝 - iPhoneで英語を高速タイプ

スマホは両手操作か片手操作か

先日見た動画。アメリカ人らしき人たちがスマホのキーボードで文字を入力している光景。驚いたのは全員が両手で操作していたこと。つまり左手でスマホを持ち、右手でキーをタイプしていたのだ。

え? スマホとかガラケーって片手操作が普通じゃないの?

誤解のないようあらかじめ説明しておくと、本エントリで言う「片手操作」「片手タイピング」「片手入力」とは右手または左手でスマホを持ち、同じ手の親指1本で操作することである。つまりもう片方の手はフリーの状態になる。

右手でコーヒーカップを持ち、左手でスマホを操作してテキスト入力するというドヤ顔の都会人に有りがちなスタバ的シチュエーションを思い浮かべていただきたい。

ノマドっぽくてかっこいいじゃないですか(←本当か?)。

だとしたら片手タイピングを極めるしかない。片手操作の片手タイピングだと遅くなるって? もちろん遅くなる。でも工夫をこらせば片手でも速い。

片手操作のタイピングを快適にする方法を最近いくつか覚えたので書いとく。まあ、両手操作でも使える技ですけどね。

以下は iOS 5.1.1 の iPhone または iPod touch の英語キーボードを前提にした話である。日本語キーボードは除外する。あくまでも英語などアルファベットの言語だけで通じるテクである。設定は下のスクリーンショットにあるとおり。すなわち、

  • 自動大文字入力 - オフ
  • 自動修正 - オン
  • スペルチェック - オフ
  • Caps Lock の使用 - オン
  • ピリオドの簡易入力 - オン

である。

ピリオドの簡易入力

有名な技だから解説する必要はないけど一応。Spaceキーをダブルタップしてピリオド入力。

大文字連続入力

これも有名。Shiftキーをダブルタップすれば大文字入力モードになる。大文字の連続入力が楽になる。

ウムラウト、アクサンなど

フランス語とかドイツ語などにあるウムラウトあるいはアクサン付きアルファベットを英語キーボードで簡単にタイプするにはどうすればいいか。

例えば u を長押しすると下のスクリーンショットにあるような u の仲間が候補に並ぶ。ここから ū, ú, ù, ü などを選べるわけだ。一連の操作は指を離さずにおこなう必要がある。つまり指を滑らせる。

カンマ、ハイフン、数字の高速タイプ

例えばカンマ。今までこんなふうにカンマを入力していた私。

  1. キーボード左下の "123" を押して記号入力モードに切り替える。
  2. カンマを入力する。
  3. キーボード左下の "ABC" を押してアルファベット入力モードに戻す。

こんな方法は駄目。遅すぎ。高速タイプするには以下の方法で。

  1. キーボード左下の "123" を押す。このとき指を離してはいけない。そのまま指をカンマの位置までずずーっと移動させる。
  2. カンマの位置に指を動かしたら指を離す。

指を離すとキーボードが自動的にアルファベット入力モードに戻っているはずである。

この裏技はカンマやピリオドと並んで使用頻度が高いハイフンの入力でも効力を発揮する。あるいはアルファベットをタイプしている途中で少しだけ数字をタイプしたい場面でも重宝する。

大文字と小文字が入り混じった言葉

大文字と小文字が複雑に入り混じった言葉は非常に書きづらい。 "iPhone" とか "iPad" などはiOSキーボードの「自動修正」で補正されるからいいとして、問題は "DoCoMo" とか "rDNA" みたいな例。こういうのは以下の方法で。"DoCoMo" という文字列を例に取る。

  1. Shiftキーを押す。指をキーボードから離さずに d に滑らす。
  2. 指を離す。
  3. 普通に o を押して離す。
  4. Shiftキーを押す。指をキーボードから離さずに c に滑らす。
  5. 指を離す。
  6. 普通に o を押して離す。
  7. Shiftキーを押す。指をキーボードから離さずに m に滑らす。
  8. 指を離す。
  9. 普通に o を押して離す。

これで "DoCoMo" と入力されているはずである。

要するに、

  • Shiftキーを押して離す

…のではなく、

  • Shiftキーを押して指をそのまま離さずに任意のアルファベットまで滑らせる

…という入力方法でも大文字になるわけだ。実際にやってみるとわかるが、

  • ピンポイントで目標のキーをタップする

…よりも

  • 目標のキーまで指を滑らせる

…というやり方のほうが誤爆が少なくなる。このへんはフリック入力の感覚である。

iOSの自動修正を信頼して高速タイプしよう

片手操作で素早くタイプするとタイポが増える。でもiOSキーボードの自動修正が間違いを直してくれるから気にせず高速でタイプすべし。

例えば下のスクリーンショットは、

As medical science has progressed we have come to live longer than before.

…と書いている途中をとらえたものである。

酷いタイポだ。こんなふうに "progressed" の綴りを間違えてもちゃんと自動修正されるのだ。自動修正が正しければそのままSpaceキーを押せばいい。

アポストロフィをタイプせずにアポストロフィを入力する

もうひとつ例を出す。下のスクリーンショットは、

She's not stalked or coerced.

…と書こうとしている場面。

iOSキーボードが "Shes" を "She's" に補正してくれるのだからアポストロフィをタイプする手間が省ける。同様に "he'd, I'm, you're, can't" などもアポストロフィをタイプせずに入力できる。これ覚えておくと非常に便利。

自動修正で校正

iOSキーボードの自動修正はひととおり文章を書き終えた時点でも重宝する。つまり校正作業で有用。例えば、

The crime scene is presumed to reflects the murderer’s behavior and personality.

…のように、綴りは正しいけど文法的に間違っている事例。これを校正するにはどうするのがいいか? この文章の "reflects" を "reflect" に直したい。

この場合 "reflects" を選択状態にして suggestion から "reflect" を選ぶというやり方が可能。

片手操作なら人間OCRも楽勝

片手操作で片手タイピングが必要になる場面はハンバーガーショップでポテトを食べてるときぐらいだろうか? そんなことはない。

左手で英語の教科書とか参考書を持ち、右手で iPod touch を持つ。左手側の本で覚えたいフレーズを見つけたら、それを目視確認しつつ右手で iPod touch に素早くデータ入力する。ドキュメントスキャナーがなくても人間なんとかなるもんだ。人間OCRと言ってもよい。

こういう場面でも片手操作のタイピングは必須である。

IMEのオフをEscキーに任せたら快適になった

IMEオンのキーとIMEオフのキーの分離

このエントリは「Windows7の日本語QWERTYキーボード + Microsoft IME」という環境を前提にしている。

キー・バインディングにこだわる人たちにとって「IMEのトグル問題」は非常に悩ましい問題であり、「おさかなラボ」さんの以下のエントリが非常に有名。

そしてWindowsで一番ホームポジションが崩れるのがIMEのスイッチだ。この配置は嫌がらせとしか思えない。そこでAlt+スペースでIME/ON、Shift+スペースでIME/OFFになるようにした(Macintoshを意識した)。これがまたすばらしすぎる。今までAlt+~(JIS配列の人はAlt+漢字)の奴隷になっていたのが良く分かる。ONとOFFのキーを分けることで、現在のIMEの状態を気にすることもない。これで日本語のタイプ速度がぐっと上昇した。

おさかなラボ - 禁断の快楽・変態キーバインドのお誘い

つまり「半角/全角」でIMEのオンとオフを切り替えるのではなく、「オンにするキー」と「オフにするキー」を独立させてしまうという素晴らしい発想だ。オイラが昨日突然思いついたのが以下のキーバインディング。結果はなかなか快適である。

変更前のキー(物理的なキー)猫まねき」で割り当てられた意味IMEでの動き
Tab半角/全角IMEオン
Ctrl + EEscIMEオフ
  • 左小指で楽々届くTabキーを「半角/全角」キーとして定義しなおし、さらにIMEの設定で「IMEオン」専用とする。
  • ホームポジションから遠く離れているEscキーは使いにくいので Ctrl + E をEscとして定義しなおし、さらにIMEの設定で「IMEオフ」専用とする。

EscキーをIMEオフに割り当てるなんてまるでコロンブスの卵みたいな発想だよね、盲点というか。こんなことを思いついた自分を偉いと思うよ。

IME設定ダイアログ

IME設定ダイアログ

IME設定ダイアログ

うちのパソコンのキーボードでは「コロン」を右Ctrlキーとして定義しなおしているので Ctrl + E は非常に押しやすい組み合わせである。さらにIMEで「全確定」するには通常ではホームポジションから遠く離れたところにあるEnterキーまで右小指を遠征させる必要があるが、猫まねきで「変換」キーをHomeキーとして定義しなおし、IMEの設定でHomeに「全確定」の役割を与えてしまったので快適すぎる。

変更前のキー(物理的なキー)「猫まねき」で割り当てられた意味IMEでの動き
CapsLock左Ctrl 
コロン右Ctrl 
Tab半角/全角IMEオン
Ctrl + EEscIMEオフ
変換Home全確定
その他いろいろその他いろいろ 

今までIMESoundでIMEの状態を目視確認してきたけどそろそろお役御免になるかな。

結論

  • IMEの状態をトグルするキーを廃止。
  • 半角/全角キーでIMEオン。
  • Escまたは "Ctrl + E" でIMEオフ。

Windows7で猫まねきを動かす

数日前 ThinkPad SL410 が届いた。キーボードのキー・マッピングを行う猫まねきを動かすことに成功。32 bit のWindows7のパソコンをさわるのは初めてなので苦労したよ。

猫まねきをインストールし、設定し、サービスとして登録

有限会社「軟式」の sexe というツールを使って猫まねきをWindowsのサービスとして登録すればログイン時にサービスとして自動的に猫まねきが立ち上がる。以下の手順はおそらくVistaでも応用可能ではないかと。

  1. 猫まねきのインストーラーを管理者権限で実行する。
    インストール先はどこでもいいけど管理者権限がうざいので program files 以外が望ましい。
  2. sexe.exe を nekomaneki フォルダの中に入れる。
    sexeは1台のパソコンの中に複数存在してもいい。いわゆる「インストール不要」なプログラムである。
  3. sexe.exe を実行し、表示されたダイアログに以下の要領で入力する。
    • 「ファイル」
      nekomane.exe のフルパス。
    • 「起動時オプション」
      何も入力しない。
    • 「名前」
      何でもいいけどわかりやすい名前("nekomaneki" など)。
    • 「説明」
      省略可。日本語で「猫まねき」と書いてもいい。
    • 「自動起動」
      チェックする。
    • 「デスクトップとの対話を許可」
      チェックしない。
    • 「終了方法」
      WM_SYS_COMMAND→WM_CLOSE
    • 「シャットダウン以外でプログラムが終了したら再起動」
      オイラはチェックしないけど、どっちでもいいのではないか。
  4. sexeの「テスト起動」をクリック。
    このとき出るsexeのダイアログは放置する。猫まねきがWindowsの再起動を要求するのでそれに従う。
  5. Windowsが再起動したらsexeを実行してsexeの設定ダイアログを表示する。
    1. 「削除」をクリックして猫まねきをサービスから削除する。
    2. 「テスト起動」をクリックしてプロセスとしての猫まねきを起動する。このときsexeは「プログラムを実行しました。OKをクリックするとプログラムを終了します。」というメッセージを出す。これをこのまま放置する。
    3. この状態で nekomane.exe を管理者権限で実行して猫まねきの設定ダイアログを表示し、キーの設定を行う。
    4. キーの設定を終えたら放置していたさきほどのsexeのダイアログで "OK" をクリックしてプロセスとしての猫まねきを終了する。
    5. 「サービスに登録しますか?」に対して「はい」をクリック。
    6. 「サービスとして起動しますか?」に対して「はい」をクリック。

sexeスクリーンショット

これで猫まねきがプロセスではなくサービスとして起動される。タスクマネージャの「プロセス」タブではなく「サービス」タブに猫まねきがあるはず。

変更はこうやって行う

後日キー・マップの設定を変更したいときもある。そういうときは上記#5の#1から#6までの作業と同じことをやればいい。

注意点や感想など

コントロールパネルの「管理ツール」の「サービス」やタスクマネージャでサービスとしての猫まねきあるいはプロセスとしての猫まねきを起動/停止すると必ず失敗する。キーの設定がおかしくなる。なので必ずsexeを使うこと。これ重要。失敗したら猫まねきをアンインストールしてから再インストールしたほうがいい。

オイラは検証するつもりはないけど、「Windows起動と同時に猫まねきが自動的に立ち上がる」ことにこだわらなければ、「Windows起動→ファイラー起動→猫まねきを管理者権限で実行」という人力作業でもおそらく動くかもしれない。その場合はサービスではなくプロセスとして猫まねきが動くことになるね。

keymap.dat が猫まねきの設定ファイル。これを他のパソコンにコピーすれば同じ設定を使える。sexe.ini がsexeの設定ファイル。

WindowsXPではプロセスごとに違うキー・マッピングが可能だが、Win7ではできなかった。たぶんできないのだろう。そろそろ猫まねきから「のどか」(窓使いの憂鬱から派生したシェアウェア)に移行すべきかも。

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Baidu Type はまだ使えたもんではない

先日 Google IME (Google日本語入力)をインストールしたけど、キーボードショートカットの設定(Ctrl + I で全角カタカナとか)が貧弱。速攻でアンインストールした。

で、Baidu Type 。「アドバンスト・モード (advanced mode)」というものがあり、関心をそそられた。2009年12月21日から Windows XP だけでなく Windows Vista, 7 にも対応した。

今日は、これまで頂いたご意見の中でもご意見の多かった、「ログ情報の送信」について設定を変更しましたのでご報告します!

インストール時のデフォルト設定の「ログ情報の送信」を「オフ」に変更しました。

※もちろん、ご協力頂けるユーザーの皆さまからの「ログ情報」はプロダクト改善のために有用な情報になりますので、引き続きご協力どうぞ宜しくお願いします!

【Baidu Type】ログ情報の送信設定を「オフ」に変更しました | Baidu Japan Blog

それなら安心だ。Windows XP SP3 で Baidu Type を試した。

Baidu Type

Baidu Type

  1. 上のスクリーンショットを見ればわかるようにスキンがかわいい。変更可。
  2. アドバンスト・モード(Spaceキーだけで変換と確定が可能)は素晴らしい発想だが、他の変換候補へのフォーカス移動はカーソルキー (Left Arrow, Right Arrow) を押さないといけない。ホームポジションが崩れることを気にする人にとっては論外だろう。
  3. キーボードショートカットの設定(Ctrl + I で全角カタカナとか)がない。これじゃあ Google IME にすら劣る。
  4. IMEの有効と無効の切り替えは半角/全角キーではなく「Alt + 半角/全角」の組み合わせになる。うーむ、MS-IMEなら半角/全角キーだけでトグルできるのだが、なんでだろ?
  5. Firefox。IMEが有効になってるときはSpaceキーでページをスクロールできないね。昔のFirefoxを知る者にとっては懐かしいバグだ。
  6. Opera。ウィンドウのフォーカスが失われる、ウィンドウが消える(opera.exeのプロセスは残る)など、Baidu IME との相性は非常に悪い。
  7. Baidu Type のアンインストール直後に rundll32.exe がクラッシュ。

アンインストールした最大の理由は#3。ホームポジションから指をなるべく動かさずEnterキーやカーソルキーにめったに触れないよう知恵を絞っている人たちにとって重要なのはキーボードショートカットをカスタマイズすることなのだ。「予測変換」のような子供だまし機能はどうでもよい。

MS-IMEの Ctrl + Backspace(確定した変換の取り消し、再変換、undo)の動きがおかしくなってしまった。原因は Google IME か Baidu Type か(涙

Baidu Type
MS-IMEはこんなふうに細かなキー設定が可能

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目をつぶってタイプしたらタイポが減った

目で見るんじゃない、心で見るんだ

smart.fm (旧iKnow!)で dictation (口述筆記のアプリケーション)の skill level がやっと79になった。もうちょっとで80の大台だ。

smart.fmのバッジ

で、最近わかった。タイポを劇的に減らす簡単な方法 — 「目をつぶってタイプする」。つまり目で見るのではなく、心で見るのだよ、ディスプレイを。

たとえば write という語をタイプしてみるぜ。

ディスプレイを見てタイプした場合
wirti write eriwrite write write wir write write wi wi r w write
目をつぶってタイプした場合
write write erite write write write write write e write write

ほらね、目をつぶったほうがタイポは減るんだよ♪ 嘘だと思ったらやってみ。

  • write という語は発音と綴りが一致していない。w が silent letter (黙字)になっている。
  • キーボード上の極めて近接した場所に w, r, t, e のキーが並んでいて、混乱に拍車をかける。
  • ゆえにオイラは write という綴りをタイポしやすい…と思われる。

視覚障害者が楽々とパソコンを操作できるのはなぜか

  • なぜ視覚情報を封じるとタイポが減るのか。
    • キーボードを操作するとき、ヒトの脳は膨大な量の情報を処理する。すなわち
      • 綴りを思い出す
      • キーの位置を指先の触覚で把握する
      • 指をしかるべき位置にしかるべき順序で動かす
      • タイプした文字が正しいかどうか目で見る
      • そのほか
    • 目をつぶるっていうことは入力(視覚情報、聴覚情報など)の量を減らすってことだ。入力が減れば、それだけ脳は情報処理しやすくなるってことだろうけど、よーわからん。

目をつぶる(あるいはディスプレイから目をそらす)という方法はIMEで日本語をタイプするときにも効果あり。こんな簡単な方法になんで今まで気づかなかったんだろう。

ディスプレイ上の視覚情報がタイピングを助けるのではなく混乱させることがあるのだ。これでわかったよ、視覚障害者が平然とパソコンを操作できるわけが。タイピングは心眼でやるべし。

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全角英数字の慣習はなぜ定着してしまったか

全角のアルファベットは確かに気持ち悪いけど、全角アルファベットと半角アルファベットの共存はもっと気持ち悪い

たとえば Microsoft を Microsoft っていうふうに全角で書く人たちがたくさんいる。以前からずっとこれが謎だった。

以下はMS-IMEについて語ってるけど、ATOKとか「ことえり」などでもたぶん同じだと思う。

  • 全角のアルファベットは気持ち悪いというより、どうやったらすべて全角で入力できるのか、これがさっぱりわからなかった。もちろん半角の文字を全角に変換するツールやテキストエディタはあるけど、全角アルファベット大好きな人たちがそんなものを使ってわざわざ「半角 → 全角」なんてことをやっているとは想像しにくい。
  • IMEをONにし、かつローマ字入力にしているとき、microsoft とタイプすると、「みcろそft」という未変換の状態になる(Shiftキーを押した場合は違う)。そしてF9キーまたは Ctrl + P を押せば確かに全角の Microsoft になるよ。しかしこんな変てこりんなことをやってる人がいるとは思えない。

入力モードというのがあるんですね

ある日、ふだんは非表示にしている言語バーを表示して "A" というところ(入力モード)をクリックしてみた。そしたら、アンタ、「全角英数 (L)」なんてのがあるんだわ。

MS-IMEのスクリーンショット

  • ということは、全角アルファベットが大好きな人たちは日本語文字とアルファベットが入り混じった文章を書くとき、いちいち言語バーのところをクリックしてるんだろうか?
  • でもって「半角英数 (P)」をクリックするつもりが間違って「全角英数 (L)」をクリックしてしまう人が多いので、世に全角英数字がはびこってるのだろうか?

今ためしに言語バーのところをあれこれクリックしてみたけど、これはめんどうくさい。ずうっと「直接入力 (D)」のままにしておいて、IMEのON/OFF切り替えをやりたけりゃ「半角/全角」キーを押すほうが絶対早い。「半角/全角」キーが遠いと思うのであれば、キーバインドを変更するソフト使ってオイラみたいにTabキーあたりを「半角/全角」にしてしまえばよい。そうすれば左小指でIME切り替えが楽にできる。

まあ、別に人のIME操作方法にケチをつけるつもりはないんだけど、タスクバーも言語バーも非表示にしちゃえばスッキリすると思うけどね。

注意

記事中の F9 または Ctrl + P というキーボードショートカットはMS-IMEの初期設定。

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タッチタイピングは目が疲れないというのは嘘

タッチタイピング(ブラインドタッチ)を覚えると視線が手元に行かず目が疲れません、という都市伝説を信じてきたオイラですが、ようやくこれが嘘であることがわかってきた。

視線を常にディスプレイに置くわけだから視線の移動はほとんどない。しかもディスプレイ装置と目の間の距離(自分の場合は約60cm)は一定している。でもこういうのって本当に目のために良いんだろうか。

キーボードショートカットを使う。キーボードショートカットがなかったら自分で新たにつくる。猫まねきを導入する —
これらの努力によりマウスを使わないのはもちろん、指をホームポジションからほとんど動かさずにパソコン操作ができるようになった。確かに操作は高速になった。

しかし最近目が疲れる、ものすごく。3分おきぐらいに遠く(壁とか)を見るようにしないといかん。

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連打ホットキーにわくわくする理由

フリーソフトを使わない理由ベスト5とは? - [フリーウェア・シェアウェア]All About」を読んだ。「ベスト5」というのは「トップ5」または「上位5位」のことだろうけど、野暮なことは言うまい。

  1. 特に必要を感じない(31票)
  2. 動作が保証されず自己責任で使うのが怖い(26票)
  3. 自分にとってベストなソフトを探すのが面倒だから(21票)
  4. PCにあまり多くのソフトをインストールしたくないから(16票)
  5. 以前にフリーソフトを使って酷い目に遇って懲りたから(11票)
逆に「フリーソフトを使う理由トップ5」というのを世間の人たちに訊いてみたいよ。オイラだったら「パソコンショップでは売ってない便利で愉快なソフトがあるから」と答えるだろうね。たとえば「連打ホットキー」というフリーソフトを最近知ったんだけど、これと同じことをやれる市販のソフトを寡聞にして聞いたことがない。
窓の杜 - 【REVIEW】複雑なショートカットキーを特定キーの連打で簡単実行「連打ホットキー」

連打ホットキーのスクリーンショット

「連打ホットキー」はキーボードの任意のキーの連打を別のキー入力に割り当てるソフト。Windows用。以下は例。もちろん自由自在に変更可。

  • C を3回連打。
    Ctrlキーを押しながら C を押す。次に V を押す」というアクション。コピーして貼りつけ。
  • X を2回連打。
    Altキーを押しながらSpaceキーを押す。次に X を押す」というアクション。ウィンドウサイズを最大にする。
  • Shiftキーを2回連打。
    Homeキーを押す。次に "Hello, world!" とタイプする」というアクション。クリップボード拡張ソフトの定型文呼び出しみたいなもんか。
  • Down Arrow キーを3回連打。
    Page Down キーを押す」というアクション。ノートパソコンで便利かも。

連打ホットキーのスクリーンショット

さて、これをどういうふうに使おうか。アプリケーションごとの割り当てはできない。たとえば「Firefoxでは F8 の3回連打を使うけど、EmEditorではその連打を使いたくない」という動きは無理。あと、Ctrl + Alt + Del なんてのは不可能みたい。

連打ホットキーのスクリーンショット

「キー連打で複数回のキー入力を実現する」という発想はOperaの「マルチキーストロークショートカット」(と呼ぶのかな?)に似ているかもしれない。いや、全然似てないか。
これを知っとけばきっと便利な Opera のショートカットの設定方法 - opera:hige - チーム俺等

タイポしやすい綴りとは何か

英語をばばばーっと高速で書くとき、定冠詞 thehte とか teh とタイポするときがある。これは単に慌ててるからであって、落ち着けば問題ない。だが、しかし、短い綴りであるにもかかわらず、いつまでたってもタイポしやすい単語というのがある。

  1. 発音と綴りが一致しないものはタイポしやすい。answer, people, their など。
  2. 右手小指の使用頻度が高い綴りはタイポしやすい。特に p のキーを何度も押さなきゃいけないもの。people, disappoint など。
  3. 英語でない単語はタイポしやすい。sleipnir など。
  4. 清音と濁音が入れ替わってしまうことがある。irfanviewirvanfiew というふうに。
  5. QWERTY配列のいちばん下のキー(特に x c b) を激しく使うものはタイポしやすい。experience, concert など。

#1の answer について言えば、w が silent letter になるわけで、これが元凶ではないかと私は見る。silent letter と言ったら、straight, high の "gh" もそうだ。しかし straight, high はめったにタイポしないのだから不思議。

#2の people は綴りと発音が一致しないわ、苦手な右小指使いまくりだわ、もう大変。Online Etymology Dictionary によると、people は13世紀にフランスからやって来た外来語。ほぼ同じ意味の folk (こっちは由緒正しい Proto-Germanic)の位置を奪ってしまった歴史的経緯を恨めしく思う。同じく p が頻繁に現れる pepper ならほとんどタイポしないんだけど、これは発音と綴りが一致しているからだと思う。

右小指の使用頻度が高い people のタイピングはまじめに訓練したほうがいいのではないか、と反省する昨今。ちょっと練習。
poeple people people people people people people people people people people people epep people people pepp pepo people peop- people people poe people people peoop peole peoo po people peope people people people people people people people people people people people pepoe ep poe peoole pepel people people people people peop people pep people people people people people peo po people people people people people pepo people

うーむ…
(意味不明のハイフンが出現するのは、猫まねきを使ってセミコロンとハイフンのキーの位置を入れ替えてるから)

関連(2008年12月16日以前)

気がついたらキーボードがDvorakに変身していたorz

Firefoxを使っていたときのこと。キーボードショートカットがことごとく効かないことに気づいた。この程度のことで慌てるようではシロート。鼻唄まじりで再起動するのが火狐使いの正しい姿である。

再起動前に事態の意味を把握しようとこころみた。マウスカーソルでロケーションバーにフォーカスを当て、ホームポジションのキー (a s d f g h j k l)を押してみた。なぜか "a o e u i d h t n" になってしまうんだな、これが。

えーと、このアルファベットの並びはどこかで見たことがある。なんだっけ?

思い出した。Dvorak配列だ \(^o^)/

通知領域のスクリーンショット 通知領域のスクリーンショット
Windows XP の通知領域のスクリーンショット

実を言うと、以前ちょっと遊び半分でDvorakの配列にしたことがある。
調べてみると、Windows XP ではAltキーとShiftキーの同時押しがホットキーになって入力ロケールが切り替わるんだとか。
ということは、なにかのはずみでAltキーとShiftキーを同時に押してしまったんだろう。

Dvorakの配列は英語ロケールか。英語のロケールだと、MS-IMEが使えなくなるんだね。って、当たり前か。

「テキストサービスと入力言語」のスクリーンショット

Dvorak配列。マスターしたいとは思ってるんだけど、それ以前にQWERTYの打鍵速度を上げなきゃいけない自分。

当ブログ内の関連エントリ(2008年03月19日以前)

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