ArtSaltのサイドストーリー

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Kindleのページリフレッシュは低温の影響を受ける

1週間ほど前に届いたAmazonの Kindle Paperwhite 。翌日には早くも異変に気づいた。ページ送りの際のリフレッシュが調子悪い。本来なら6ページめくると1回リフレッシュされるのだけれど毎回リフレッシュされてしまう。この問題は2chのKindleスレッドだけでなく米Amazonのユーザー・フォーラムでも話題になっている。どうやら原因は低温らしい。Kindleに限らず E Ink ディスプレイを使った電子書籍端末は温度の影響を大きく受けるという説である。


ページのリフレッシュは日本語圏では「暗転」とも呼ばれているけど、米Amazonの公式用語としては "page refresh" である。設定は、

Settings → Reading Options → Page Refresh

…にある。ここで "Refresh the E Ink display with every page turn." に対して "On" または "Off" を選べるようになっている。"On" なら1回ページ送りするごとに毎回リフレッシュする。"Off" なら7回につき1回の割合でリフレッシュする。大抵の人はここを "Off" にしていると思う。

Kindleの設定のスクリーンショット

問題はここで "Off" を選んでも改ページするたびにページがリフレッシュしてしまうことがあること。しかも不思議なことにいつのまにかこの現象が治ってしまうこと。Kindleをrestartしても改善するとは限らないこと。

自分の場合早朝に強制ページリフレッシュが起きる。Kindleをrestartしても無駄。で、しばらくすると直る。うーむ、不可解。

以下は2chの「Amazon Kindle 総合スレ 52」からの引用である。これは驚いた。

127 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2012/11/26(月) 07:36:32.63 ID:LyIud2gu Be:

ページリフレッシュをオフにしても1ページごとにリフレッシュするバグになった
これ何なんだすごいストレスだな

166 名無しさん@お腹いっぱい。 [sage] 2012/11/26(月) 12:03:00.71 ID:xkMZFB2e Be:

>>127,139
前にも貼ったが、Kindle Touchの毎ページリフレッシュ問題。

http://www.amazon.com/forum/kindle?_encoding=UTF8&cdForum=Fx1D7SY3BVSESG&cdThread=Tx3681HPTNJ94A1

以下、原因の説明の抜粋。上2つはamazonサポートの見解らしきもの。

"Currently the Kindle e-ink devices on our website are configured in such a way they refreshing frequency varies with temperature.
This is a normal behavior of the device and it's same for all the e-ink devices.

"If the device is outside of proper operating temperature (15-30 C or 59-86 F) the page turn will flash on every page regardless of settings."

Below 15 degrees C and above 32 degrees C the Kindle will perform a full refresh of the E Ink display regardless of the Option setting. This is an operating parameter requirement for the display and has been designed into the Kindle ereader.

要は、一定の温度範囲より寒いか暑いかすると、リフレッシュの設定に
関係なく毎ページリフレッシュする仕様、ということ。ただしこれは
あくまでもKindle Touchについての話であり、PWにもそのまま
あてはまるかどうかは不明。公式見解はamazon.co.jpサポートの回答待ち
(Touchの件もサポートに伝えてある)。

現象が発生するのは気温が低い時に限られる、(暖機運転的に)しばらく
使っていると自然に正常な動作に戻る、あるいはKindle本体を少し
暖めると正常な動作に戻る、といった個人的な経験から、自分の中では
今のところこの温度説が最有力だけど、もしそうだとすると根本的に
解決される可能性が低いということになるから、まったく別の原因で
あってほしいという気も。

Amazon Kindle 総合スレ 52

米Amazonのユーザーフォーラムでの当該発言のパーマネントリンクはここ。
Amazon.com: Customer Discussions: Kindle Touch refreshing every page???

なるほどね。

米Amazonの上記フォーラムで発言している Allen Goodhue さんはこのようなreplyもなさっている。ほむほむ。

Remember that the previous generation kindles required refreshes on every page. IE they did this all the time. Because the way that e-paper displays work , the amount of E-Ink ghosting could vary with temperature. Remember the display is not a simple solid state device, there are electrical fields, microcapsules of coloured particles suspended in fluid etc. I can understand there being a relationship; does motor oil not change it's viscosity with temperature? To me it makes sense to revert back to refreshing on every page if it is necessary to minimise ghosting. I would rather it did this than have unacceptable ghosting when it got too warm or too cold.

以前の世代のKindleが毎回ページリフレッシュしていたことを皆さんは覚えていますよね? つまり今までのKindleは常にこれをやっていたわけです。電子ペーパーのディスプレイはこういうふうに動くので E Ink のゴースト(残像が現れる現象)の総回数は温度によって変化するわけです。ご存知のとおり、電子ペーパーのディスプレイは単なる固体の物質ではなく電界であり、着色した粒子のマイクロカプセルが液体の中を漂っています。自動車のオイルは温度によって粘度が変わりますよね? ゴーストを減らしたいのであればいったん戻ってページごとにリフレッシュすることが必要なのは当然です。極端に暑いときあるいは極端に寒いときゴーストが発生するのであれば私としては毎回リフレッシュしてゴーストを抑えるほうが好みです。

Amazon.com: Customer Discussions: Kindle Touch refreshing every page???

ようするに今の時期(11月下旬)は温度が低いのでKindleのページリフレッシュが調子悪いということだ。E Ink の粘度が堅くなる(←という表現でいいのか?)ので強制的にリフレッシュしてゴーストを減らしているってことだろうね。個体差はあると思うけど。

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Kindleの革製カバーを自作した

Kindle Paperwhite のカバーを作った。自作と言っても新書本のブックカバーを改造しただけなんだけど。

写真は新書本のブックカバー。フェイクレザーではなく本革。本物のレザー。良い香り。これを少し改造。木製のボタンをタコ糸で取り付ける。しおりの革紐は不要なので切り取る。

Kindle ブックカバーの写真

ボタンにはやはりタコ糸を取り付ける。これが紐の役割を果たす。

Kindle ブックカバーの写真

完成。

Kindle ブックカバーの写真

Kindle ブックカバーの写真

Kindleを読むときはこのカバーが邪魔になる。くるくると丸めて紐(タコ糸)で縛れば場所を取らない。

Kindle ブックカバーの写真

材料

  • 新書本カバー - 普通に買うとレザー製品は高いけどネットで安いのを買った。700円ぐらいだった。小豆のようなチョコレートのような色。
  • ボタン - 木製のボタン。手芸店で購入。2個で300円ぐらい。高かったなあ。プラスチック製品は本革に合わないだろうという判断ゆえ木製。
  • タコ糸 - 白いままだと格好悪いので紅茶で染めた。紅茶みたいな色ではなくベージュ色になる。

苦労した点はタコ糸で縫う作業。タコ糸用の太い針を持ってないので千枚通しでレザーに穴をあけ、そこにタコ糸を通した。

総費用は1,000円ぐらいになる。やっぱレザー製品は持ったときの感触がいいよね。

スタバで小豆色のKindleカバーを持ってる美少女を見かけたら私と思ってください。読書に集中してることが多いので声をかけないでくださいね。

色にまつわる英語の実例

Joanne Fluke という女性作家の "Chocolate Chip Cookie Murder" という小説を読んだ。ソニーマガジンズで邦訳された本は「チョコチップ・クッキーは見ていた」というタイトルになってる。彼女の小説は他にも "Red Velvet Cupcake Murder", "Cinnamon Roll Murder", "Strawberry Shortcake Murder", "Carrot Cake Murder" などお菓子にまつわるミステリーが多い。Fluke自身がお菓子をよく作るらしくて小説の中にお菓子のレシピがたびたび登場する。

で、本作品 "Chocolate Chip Cookie Murder" を読んで気づいたのが色にまつわるさまざまな英語表現。他の小説家に比べて Joanne Fluke は色にまつわる表現が驚くほど多彩で豊富である。お菓子をよく作るから色に対する感性が普通の人よりも強いんだろうな。こういう感性って小説家としては重要だと思う。

色に関する英語圏の人たちの感性は当然日本語圏の人たちとは違うわけで、有名な例としては「ピンク映画」なんていう日本語がある。これを直訳して "pink film" にすると英語圏の人たちは「少し共産主義っぽい映画」と解釈しちゃうわけですね。「red (共産主義) とは言えないけど pink (共産主義の傾向が少しある) っぽい」という感覚。色を表す語に隠された英語の意味を正しく知っておかないと誤解の元になる。

Chocolate Chip Cookie Murder

以下は Amazon Kindle で本作品 "Chocolate Chip Cookie Murder" から色を表す語を抽出し、さらにそこから個人的に興味深いと思われたものを抜き出した文章である。こういうのは英語学習教材にもあるだろうけど、ここに並べたのはすべて実際に現代のアメリカ作家が使っている英語だから信用できるぞ。

Black

I noticed that he had some bruises and a black eye when he came in from the parking lot.
駐車場から来たとき彼は顔と目の周りにあざがあった。

black eye - 「俺の目の黒いうちは…させないぞ」なんていう日本語表現があるけど、英語の "black eye" はそういう意味は全くなくて、「目の周りにあざができている状態」を言う。ようするに顔を殴られたときの状態。

Red

Yours is a lovely auburn color. This man's hair is so red, it's almost orange, like a clown.
あなたの髪は素敵な赤褐色。この人の髪はものすごく赤くてほとんどオレンジ色。道化師みたいよね。

red - 日本語の「赤」はオレンジ色とか茶色っぽいものを含むときがある。同様に英語の "red" の範囲もかなり広いようだ。「赤毛のアン」なんていう小説もあるよね。上記例文の場合その文脈から言って「オレンジ色に近い赤色」だと思われ。

Three walls were ivory and the fourth was painted an attractive shade of Chinese red.
壁は3つの面が象牙色に塗られていて、残り1面が非常に印象的な朱色だった。

Chinese red - 「朱色」の意味。

Sorry. It's water over the dam now, but I still see red whenever I hear that man's name.
すまない。もうどうにもならないことだけど、あの男の名前を聞いただけで本当に腹が立つんだ。

see red - 普通に怒るのではなく「激怒」という意味。怒ると目が血走るから赤くなるってことかしら?

Green

"Claire?" Judith's green eyes widened, and Hannah knew she'd just stuck her foot in the mud.
「クレア?」。ジュディスの嫉妬した目が大きく見開いた。ハナは泥沼に足を突っ込んだことに気づいた。

green eye - green eyes は「嫉妬」または「嫉妬の目」。なぜgreenが嫉妬と結びつくのか皆目不明なので教えてイロイ人。

Blue

So he's a rich social climber and she's a destitute blue blood who married him for his money?
すると彼は上流社会に入ろうとのし上がった成り上がりで、彼女は貴族の出だけど貧乏だったのでお金目当てにその彼と結婚したってわけ?

blue blood - 意味は「貴族」。形容詞っぽく使いたいなら "blue-blooded" という形をとる。これに関しては「外で働く褐色の人たちと違って高貴な人たちは滅多に日焼けしないので肌の色が白く血管が青く見える」云々という説があるけど本当かどうかは知らない。まあ、たぶんそうなんだろうけど。

Yellow

Hannah switched on the light, causing her bedmate to blink and then stare at her with startled yellow eyes.
ハナは明かりをつけた。ベッドを共にした相棒は目をパチクリさせ、驚いて黄色い目でこちらを見た。

yellow eye - コーカソイド(ヨーロッパ、中東、インド近辺の人たち)の虹彩はいろいろあって、白ワインのような淡い褐色もある。広い意味では「黄色」だ。"yellow eyes" は白ワインの色をした虹彩を思い浮かべればいいと思う。「黄色く濁った目をしている」という否定的な意味はない。

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