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スティーブ・キューンが語るドーハム、コルトレーン、ラファロ、ゲッツの思い出

ジャズ・ピアニストのスティーブ・キューン (Steve Kuhn) がインタビューでケニー・ドーハム、ジョン・コルトレーン、スコット・ラファロ、スタン・ゲッツなどの思い出を語っている。
Y's Awesome Notes — スティーブ・キューンが語るドーハム、コルトレーン、ラファロ、ゲッツの思い出

Three Waves by Steve Kuhn

私が初めて聞いたスティーブ・キューンのピアノはアート・ファーマー・カルテットでの演奏。それまで全く聞いたことがないスタイルなので意表を突かれる思いがした。正直に言うと最初はよく理解できなかった。彼のピアノの素晴らしさに気づいたのは数年後だ。
ART FARMER - I Waited For You ( G. Fuller/D. Gillespie) - YouTube

ざっと紹介すると、スティーブ・キューンはインタビューの中で以下のようなことを証言している。

  • ケニー・ドーハムは自分の音楽がディジー・ガレスピーやマイルズ・デイヴィスと同じぐらい評価されてしかるべきだと自信満々だったが、音楽以外にも女の子やドラッグにも夢中だった。
  • ジョン・コルトレーンは非常に口数が少なくて、音楽に対して真摯な態度だった。本当はマッコイ・タイナーを雇いたかったけど契約の問題で雇えなかった。そこでスティーブ・キューンがバンドのピアニストとして雇われた。(その後マッコイが契約の問題をクリアしてキューンに代わって加入)。キューンが入っていた頃のジョン・コルトレーン・カルテットの記録はCD化されていない。ダウンロード販売もされていない。
  • ビル・エヴァンズ・トリオのレギュラー・ベーシストだったスコット・ラファロがスタン・ゲッツのバンドに加入したけど、ドラマーのピート・ラロッカの音楽と合わなかった。(ラファロはゲッツのバンドに加入した後に交通事故で亡くなっている)。
  • ジョン・コルトレーンに対するスタン・ゲッツの嫉妬がすごかった。

この中でちょっと気になったのがニューヨークのジャズ・ギャラリー (Jazz Gallery) というクラブで行われた1960年のジョン・コルトレーン・カルテットの演奏。ピアノを弾いているのはスティーブ・キューンだ。このライブ演奏が不思議なことにCDやLPレコードとして発売されていないんだとか。もちろんダウンロード販売の形でも未発表。そういう音源。

"Jazz Discography Project" の John Coltrane Discography によると、

John Coltrane (tenor sax), Steve Kuhn (piano), Steve Davis (bass), Pete La Roca (drums).

"Jazz Gallery", NYC, April, 1960.

  • How High The Moon
  • minor blues
  • Equinox

…の3曲のみがプライベート・テープの形でかろうじて残っている。3曲だけじゃCD化は無理と思いきや、上記ディスコグラフィーによると、数ヵ月後マッコイ・タイナーが加入してからのカルテットの演奏のテープもあるそうだ。なぜこのテープがCDとかMP3として発売されないのか理解に苦しむ。音質の問題かな? 是非とも発表してほしいものだよね。

それと、もうひとつ面白いと思ったのがスコット・ラファロがスタン・ゲッツのバンドに加入していたこと。あれ? ビル・エヴァンズのトリオでの仕事を蹴ってでも参加したかったのかな? まあ、ギャランティーの額とかいろいろ事情はあったのかもしれない。

最後にスタン・ゲッツのこと。ジョン・コルトレーンをここまで過剰に意識していたとは全く思いもよらなかった。この人のテナーは本当に素晴らしくて個人的にも大好きなんだけど、プライベートのことになると相当の奇人だったようだ。はっきり言って私生活のほうではあまりいい話を聞かない。どちらかというと人間性を疑いたくなる逸話が多い。

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ランニング - 心肺に負荷をかけて走る練習

ランニングの話。8月は主に足腰に強い負荷をかけるトレーニングをやってきた。具体的には90分間走り続ける練習。9月になり、心肺に強い負荷をかけるトレーニングを始めた。

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足腰に強い負荷をかけるトレーニング、心肺に強い負荷をかけるトレーニング

先月からやっていた「足腰に強い負荷をかけるトレーニング」というのは長距離そして長時間を走るための足腰を作るトレーニングだ。スピードを出す必要はないのでジョギングと言ってもいい。それに対して今月から始めた「心肺に強い負荷をかけるトレーニング」は高速で走るための心肺を作るトレーニングだ。ゆっくり走ることは許されないのでジョギングではない。「スピード・トレーニング」と言い換えてもいいかもしれない。

初日は雨の日。しかも夜走ったのでスピードをあまり出せず。街燈が少なくて足元があまり見えない。これじゃ危なくて全力疾走できやしない。夜盲症に生まれた自分の運命を恨む。

台風が去った翌々日。気を取り直してまたスピード練習。記録は、初回が 4'55"/km 。2回目が 4'50"/km 。いずれも1kmを全力で走った。

場所は近くにある港の埠頭。ここは観光客と地元の市民が歩きやすいように道と広場が煉瓦(れんが)とタイルと木の板で舗装されている。特に木の板の部分は走っていると非常に気持ちよい。木は適度な弾力があり、そしてシューズがグリップしやすいからだ。最近では全国各地に非常にたくさんのジョギング・コースがあるけど、全部アスファルトで覆ってしまうのではなく、できれば木製の厚板を敷き詰めていただくと非常にありがたい。

このトレーニング方法は有森裕子さんや高橋尚子さんを教えたことで知られる小出義雄さんの本「マラソンは毎日走っても完走できない」(角川SSC新書)で初心者向けの「脚つくり」の一環として紹介されている。今回自分で実際にやってみてわかったのだが、1kmを全力で走るだけでは少し物足りないかな。次回のスピードトレーニングでは2kmの全力疾走を検討している。

1kmを全力で走って4分50秒。自分の記録を見てしみじみ思ったのだが、オリンピックに出場するレベルの人たちは42kmを通して常に約3分30秒/kmペースで走るわけで、自分はまだまだなんだな。

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