ArtSaltのサイドストーリー

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マクリーン - あの太い音色はもう聴けないんだな…

この前、ジャッキー・マクリーンが亡くなった話をちらっと書いたけど、彼の残した数々の名盤について少し語っておこう。
結論をさきに言ってしまうと、プレステ(Prestige)時代の演奏がいちばん好きだ。BN(BlueNote)は、妙なエコーを加えたルディー・バン・ゲルダーの録音が私の好みから少しずれる。ん? プレステもバン・ゲルダーじゃねえかって? まあ、そうなんですけど。
4, 5, and 6 --- B面の最後の曲"Abstraction"がいい。
Alto Madness --- 「一流」と「そうでない人」の違いがハッキリわかってしまう?
Jackie McLean and Co. --- 当時のレギュラー・コンボが残した名盤。
McLean's Scean --- Old Folks !
Ray Draper Quintet / Tuba Sound --- ホントはSextet。やっぱ、このころの演奏はどれもこれもすばらしいわ。

プレステ時代の名盤をいくつかあげてみたが、これも忘れてはいけない。
Fat Jazz (Jubilee)         扱いが悪かったらしいボブ・ワインストックのプレステからBNに移籍するとき、契約にしばられない時期が少しあったのだろうか。この当時のレギュラー・セクステットの演奏がまとまった形で残されている盤は少ないから、貴重な記録。このレーベルJubileeにあるマクリーンの作品はたぶんこれだけだと思う。
さて、ジャッキー・マクリーンが自己のスタイルを確立するにあたって、アルトではなくテナー奏者を研究していたのは有名な話。たしか、コールマン・ホーキンズがアイドルではなかったかな。そういうわけで彼のアルトの音色はぶっとい。前述の作品"Alto Madness"を聴けば、すぐにわかる。線の細いのがジョン・ジェンキンズ、ぶっといのがマクリーン。
"Fat Jazz"はその名のとおり、彼のぶっといアルトを満喫できる。ただ、このアルバム・タイトルの由来は、「セクステット」という、当時としては珍しい編成の重厚な音づくりを示唆してるのだと思う。だって、そうでしょう? ダンモのズージャになんでチューバなんて楽器が入ってんの?
このこころみが世間的に成功したかどうかは知らない。ただ、ここでチューバを吹くドレイパーが、のちにマックス・ローチのバンドに入り、それなりの注目を集めたのは事実。
なんか、評論家が書きそうなことを書いてしまった。反省 ( -_-)
さて、"Fat Jazz"ということばが示唆するもうひとつは、ジョージ・タッカーのぶっといベースの音。この音は他のベーシストにはなかなか出せない。小学校の体育館の床にバスケットボールをぼんぼんっと、ついたような感じ。ようするに、はずむような音。
それから、ドラムのラリー・リッチーという人がときどき「グサッ」とくるようなブラシをドラムに叩きつける。これも良し。

「マクリーン追悼」というふれこみで、かなり多くのブログが更新されてるみたいだけど、この盤をとりあげているのは見かけなかったので、書いてみました。「太い音」がお好きな人向けなのかなあ。
今夜はこれを聴いていろいろ思いにふけります。
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