ArtSaltのサイドストーリー

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日本が電子書籍大国であることを示す数字

この発言をTwitterでretweetまたはfavoriteしてる人たちがとんでもなく多いので驚きました。

ipadだkindleだとか騒ぐ奴らはPCな人ばっかりなので、ケータイコミックの存在のでかさを知らない。それは日本には6年前からあるでかい600億円のガラパゴス電子書籍市場であり、月に億の売上を出しているサイトが何社もあることを知らないで電子書籍が黒船のように語られる。
11:35 PM May 6th via movatwitter

Twitter / fukuyuki: ipadだkindleだとか騒ぐ奴らはPCな人ばっか ...

日本が電子書籍大国であることは有名な話で、こんなの常識だろうとオイラは勝手に思い込んでいたんですが、うーん、意外と皆さんご存じないのですね。日本の電子書籍の市場規模はものすごい大きいんですよ。

で、日本の市場規模がどの程度か、具体的な数字まではさすがのオイラも知らなかったので調べました。そうしたら自民党の参議院議員・世耕弘成さんのTwitterに数字がありました。数ヶ月ほど前の発言です(マルチバイトの英数字をシングルバイトに直しました)。

日本の電子書籍市場は464億円。うち402億円が携帯電話向け。そして電子書籍の中で350億円がコミックとのことです。アメリカではまだ100億円を超えたところだそうです。
12:28 AM Feb 16th via TweetDeck

Twitter / 世耕弘成: 日本の電子書籍市場は464億円。うち402億円が携帯 ...

テレビ東京のWebサイトにもっと詳しい数字がありました(bold指定は引用者)。

日本が電子書籍の分野で世界をリードしている・・・知っていましたか?
2009年の電子書籍市場の規模を見ると、アメリカ市場が157億円規模だったのに対して、日本は637億円。アメリカの約4倍の市場規模でした。日本の電子書籍のうち、現在配信されているもののほとんどが携帯電話用。中高生など若い世代に人気なのが携帯小説です。中でもサイト内にある自分のホームページに小説を自由に投稿するというサイト、「魔法のiらんど」が注目を集めています。このサイトには恋愛小説を中心に約120万作品が投稿されていて、すべて無料で読むことが可能。1ヵ月の利用者は約600万人にも上っています。また、無料のサービスながら、人気となった作品は利益を生んでいます。例えば、3年前にこのサイトで人気となった小説「恋空」は、その後書籍化され、200万部を突破する大ヒットとなりました。その後映画化もされました。こうした動きに目を付けた角川書店は、「魔法のiらんど」を小会社化。電子書籍をめぐる動きは、大手出版社を巻き込みながら広がりを見せています。

電子書籍大国ニッポン:ニュースモーニングサテライト:テレビ東京

三菱電機グループの株式会社アイプラネットが運営しているWEBマーケティング研究会のWebサイトにも具体的な数字がありました(bold指定は引用者)。

2008年7月にインターネットメディア総合研究所が公表した「電子書籍ビジネス調査報告書2008」によると、2008年3月期の国内電子書籍市場規模は前年同期比173億円増の355億円になりました。内訳は、携帯電話向けが283億円、PC向けが72億円と圧倒的に携帯電話向けが大きくなっています。ちなみに、2008年7月に総務省が公表したモバイルコンテンツ市場の調査結果によると、2007年の携帯電話向け電子書籍市場規模は前年比220%増の221億円となっています。

第7回・電子書籍市場: WEBマーケティング研究会

世界中の国がこういう数字を調べて公表しているわけではないので断言できませんが、おそらく日本の電子書籍市場は世界一でしょう。なんせアメリカをはるかに越えているのですから。

で、冒頭のTwitter上の @fukuyuki さんの「電子書籍が黒船のように語られる」云々。この人がどういう意図で発言なさっているか全く興味ありませんが、オイラは電子書籍の流れは間違いなく黒船だと思います。「黒船のように語られる」ことに全く問題ありません。

一般的に「日本では電子書籍化が失敗した」と語るとき、それは「大手の出版社の協力が不十分だった歴史的事実」を指しています。しかし携帯電話向けのコンテンツは恐ろしいほど充実しました。

アメリカはなぜ成功したのか。大手の出版社が Amazon, Barnes & Noble, SONY に協力したからです。

一般的に「日本は電子書籍大国だ」と言えるようになるには、やはり数多くの大手出版社が参加しないといけないでしょう。AmazonやAppleが気に入らなければパートナーは楽天やSONYや松下でもいいのです。できるだけ互換性のある形が望ましいですけどね。

関連

Wholesale eBook Sales Statistics
この調査が正しいとすると、アメリカの2009年の売り上げは$165,800,000。1ドルを91.605円として計算すると日本円で15,188,109,000円。約151億円。
メディア・パブ: キンドル対iPad、大手出版Penguinの電子書籍販売を巡る戦い
アメリカの出版社だって Amazon, Apple と仲良しこよしの関係ではありません。ビジネスですから。
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