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基準値の50倍被曝した原発作業員

昨日(2011/05/26)NHKニュースが東京電力福島第一原発で復旧作業をやっている人たちの労働現場の問題をとりあげていた。

それによると、

  • 内部被曝の放射線量が東電の定めた基準値の50倍を超えた作業員がいる。
  • 体全体をすっぽり覆う全面マスクのフィルターが何かのはずみで外れてしまい、外気を直接吸い込む事例がある。
  • 免震重要棟(復旧作業の拠点になっている建物)の扉が地震直後完全に閉まらなくなっていたので外気が内部に入った。
  • 厚生労働省によると作業員7,000人のうち内部被曝の検査を受けたのは5分の1である。
  • 建設会社に「火力発電所に行く」と言われたが実際に連れてこられたのは福島原発だったと証言する人がいる。
  • 放射線量を測定する線量計も手帳も渡されていない作業員がいる。

以下はNHKの映像のテキスト起こしである。

(作業員が証言する場面)

東京電力福島第一原子力発電所で復旧作業に当たる作業員たち。NHKのインタビューに答え、放射能から身を守る対策が杜撰だと口々に訴えました。

作業員
安全なんか最優先じゃないから、要は。
別の作業員
やってることがもう無茶苦茶ですね。

作業員の証言から明らかになったのは内部被曝の危険。内部被曝は呼吸や食事などを通じて放射性物質が体内に取り込まれることで起こります。体内に長くとどまり放射線を出し続けるため、臓器が長期間にわたって直接被曝する危険があります。

(内部被曝を測定する機械の場面)

どれぐらい内部被曝しているかを測定する装置です。1分間に検出される放射線の量を「カウント」という単位で測定します。東京電力の基準では、1,500カウントを超えると再検査が、7,500カウントを超えると精密検査が必要だとしてます。

(作業員が証言する場面)

この作業員たちは現場を出たあとの先月受けた検査で5,000カウントから8,000カウントと、基準値を大きく超える値を告げられました。中には基準値を50倍も超える80,000カウントに達した作業員もいたということです。

作業員
見えないからだと思うが、2~3年後とかに何か症状が出てきたらそのときに後悔するんじゃないかな。

なぜこんなことに。

(全面マスクの場面)

全面マスクの映像

現場で使われている全面マスクです。この男性は相次いだ水素爆発の直後作業中に足場などにぶつかってフィルターが取れ、放射性物質を含む外気を吸い込んでしまったといいます。

作業員
ここぶつけちゃうと(フィルターが)外れちゃうんですよ。外れちゃったら外の空気吸う。

さらに待機していた場所にも問題が。その場所とは?

(免震重要棟の場面)

免震重要棟の映像

原発で復旧活動の拠点となる免震重要棟です。地震のあとしばらくは建物の入り口が歪み、扉が完全に閉まらない状態になっていたということです。外から放射性物質が入り込み、建物の中でも放射線量が高い状態が続いていたということです。

さらに内部被曝の検査を受けていない作業員が多いこともわかりました。厚生労働省によりますと、検査を受けたのは作業員7,000人のうち5分の1にとどまっています。

(作業員が証言する場面)

中には内部被曝の検査が必要なことさえ知らなかった作業員もいました。この二人の男性。勤務する建設会社から「現場は火力発電所だ」と説明されましたが、実際に連れてこられたのは福島第一原発でした。

作業員
白い服着て、マスクしている人たちばかりで、…ああ、俺らもあの格好して行くのかなって。

男性が原発で作業するのは今回が初めてでした。高い放射線量が測定されている原発の近くで瓦礫の撤去に当たりました。男性は一時は線量計を持たないまま作業に当たり、被爆量を記録する手帳も持たされていませんでした。会社に不安を訴え、ようやく内部被曝の測定を受けられることになりました。

作業員
自分でどれだけ浴びているのかどうかもわからないし、やっぱりこれから先は不安ですね。

(放射線医学総合研究所の明石真言理事が証言する場面)

こうした状況に専門家は。

放射線医学総合研究所・明石真言理事
一番重要なことは放射性物質を体の中に入れないようにすることに最大の努力を払うべきだと思いますね。これから気温が高くなってきますのでどうしても暑くなりますね。汗で(マスクが)ずれてしまうということもあります。働く環境を良くしていかないと被曝を防げるような体制にはならないんではないかと思います。

東京電力は内部被曝の問題を把握しているとした上で、通常は3ヶ月に1回の検査の回数を増やすとともに、作業員全員に検査を徹底したいとしています。

基準を超える内部被曝がわかった作業員たち。原発に近い町に住み、長い人では30年以上も原発で働いていました。内部被曝の不安をかかえながらも原発事故を終息させたいと今も復旧作業に当たっています。

(作業員が証言する場面)

作業員
人がどうのこうのじゃなくて、まず原発をどうにかしたいんだよね。作業員がいないとできない話だからね。犠牲じゃないけど、誰かがやんなきゃいけないわけだからな。東京電力もな、わかっているのかって、俺らがどういう苦労をしているかって。

内部被ばく基準超え 作業員の不安│NHKニュースウオッチ9 ピックアップ

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