ArtSaltのサイドストーリー

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タモリが語る芸能界入り直後の先輩後輩関係

開局60週年を記念してニッポン放送が放送した「われらラジオ世代」というラジオ番組を昨晩(2013/10/24)聴いた。パーソナリティーはタモリ。昨晩の番組ゲストは笑福亭鶴瓶。タモリがNHKラジオニュースのアナウンサーのしゃべり部分をつなぎ合わせて無茶苦茶なニュースを作ってカセットテープに吹き込み、それを自分のラジオ番組で流していたとか、いろんな逸話を聴けた。その中でもタモリの芸能界入り直後の秘話が非常に興味深いと思ったのでその部分だけを文字起こししてみた。

よく知られているように、タモリという人は浅草とか大阪の芸人の下で修行を積んだわけではない。ピアニスト山下洋輔との縁がきっかけで漫画家の赤塚不二夫と知り合いになり、その後九州から上京し、赤塚不二夫の家に居候させてもらい、いつのまにか芸能界に入った人だ。こういう経歴は非常に珍しいと思う。ゆえにタモリは芸人の世界にありがちな先輩後輩関係と年上年下関係の齟齬に悩んでいた時期があったという。

笑いが起きた部分は括弧つきで「(笑)」などと表記するのが普通だが、この対談は最初から最後まで全部笑いっぱなしだったのでその種の記号表現をすべて省略して掲載する。

タモリ
俺はね、この世界に入るのが遅くて、30でこの世界に入ったの。
鶴瓶
よう入ったなあ。
タモリ
だから30で、もうこれは75年に入ったときは本当言うと(自分にとって)大先輩なんですよ。
鶴瓶
俺が。
タモリ
うんうん。
鶴瓶
そんな、でも俺は年で考えるほうなんや。で、(明石家)さんま、前にね、(俺に向かって)「あんた後輩や」言うた。そんなこと言うたら…
タモリ
さんまはすごいこだわるんだよ。
鶴瓶
それは、タモリさん、「後輩」でっせ、言うてんの。この前フジテレビの「27時間」ね、「そんなんどうでもええやん!」。俺どうでもええほうなんや。あいつはね、俺には「兄さん」って言うんですけど、「兄さん」思ってへえやん、そんなもん。人間ね、心がどうか、や。そやろ。だから口先で「兄さん」…
タモリ
確かに俺30から入ったぐらいだから、すべての、ほとんどの人は先輩なんだよね。だからそれちょっと最初悩んで、どこでなし崩しにね、先輩づらをしなきゃいけないか、とは思ってたの。この世界入って(聞き取れず)第一命題だったの。
鶴瓶
それはね、本当に入った人間が思うやろ、芸人の世界やから、兄さんとか師匠とかいう世界でしょ。で、それが全然ちゃうとこから一人で湧いて出てんねん。
タモリ
師匠がいたわけじゃない。そのまま、なんか、すっと横滑りで角から出てきたみたいな…。それで本流のほうに入っていって…
鶴瓶
所ジョージはね、歌手という名目がある。で、俺は噺家や。噺家て言ってもやってなかった。それでさんまもほとんどやってなかった。(聞き取れず)しかし、まあ、芸人やね、寄席にも出てるし。たけしさんは浅草やんか。そっち(=タモリ)ね、出会いがしらやねん。出会いがしらやけど、せやけど、ようほんまに…
タモリ
だからどうやって本流のほうにふわーっと行って、同輩づらし、また先輩づらするか、っていうのが70年代俺の一大命題だった。
鶴瓶
まだ若かったしな。
タモリ
悩んでたけど、「悩んでた」ふうを出しちゃダメだからね。「悩んでた」ふうを出しちゃますます乗り遅れちゃうから。
鶴瓶
悩んでた?
タモリ
悩んでた、悩んでた。
鶴瓶
これはねえ、悩んでないようなふりはね、ほんましてたね。
タモリ
で、うまいこと、しれーっと入ってきて、けっこう、俺、「キャリアが上の年下」の先輩づらをしたの。
鶴瓶
そういう先輩づらをしながらずーっと入り込むのが技やねん。うまいな、それ。
タモリ
我ながらうまいと思ったもん。うまくいったと思ったよ。
鶴瓶
で、どない呼んでたの? (ビートたけしのことを)「たけちゃん」とか呼んでるやんか。
タモリ
そうそう、「たけちゃん」。たけちゃんはずっと先輩だもん。
鶴瓶
俺の先輩やからね。
タモリ
年はひとつ俺のほうが上なんだけども。
鶴瓶
そこがややこしい。ややこしいなあ。
タモリ
キャリアとしては向こうはずいぶん… 漫才、浅草から来てるから。
鶴瓶
僕の1年先輩ですよ。
タモリ
7,8年の差はあるわけですよ、キャリアとしては。これが一番成功したのは、これ信じられないだろうけども、俺30で入ったじゃない? 33か34、入って4,5年目で「お笑いスター誕生!!」(日本テレビで放映されていた番組)の審査員をやってたからね。
鶴瓶
それ、うまいことやったなあ。怒られるよ、そんな、審査員…
タモリ
4年ぐらいしかやってないのに俺審査員やってたんだ。で、審査する奴全部俺より芸歴長い人を俺が審査して偉そうなこと言ってたんだよ。
鶴瓶
うまいこと行ったな。成りすましがうまい。
タモリ
成りすましの名人だよ、俺。80年代に入ると、もう完全に成りすましが成功してるわけよ。
鶴瓶
だから「ビッグ・スリー」って言われてるからやね。でもあのビッグスリーも面白いな。たけしなんかが一番先輩、ほんまはね。ほんでその次にさんまが先輩。それでタモリさんが…
タモリ
かなり遅れて。
鶴瓶
でも年もいってるからやな、なんか、ほんと、君臨してるような感じやね。で、こっちは芸人二人や。で、こっち(タモリ)はもう芸人じゃない、なんか文化人でもない、そのへんがまた…
タモリ
うまいんだよね。なんか芸人としての評価をしようかと思うと、こっちは「いや、私は別に芸人じゃないですよ」っていうような顔をするんだよ。
鶴瓶
で、文化人の顔も別にそないしないねん。でも時々やっぱね、さっきも言うたやん、ラジオ作った人に(聞き取れず)。だからそういうことがね、本当になんかうまいこと成りすまして何かやってきたよなあ。
タモリ
だから俺の本当の芸は成りすましって奴だよ。
鶴瓶
そう、成りすまし。
タモリ
俺仕事以外でもけっこう成りすましたね…

(以下省略)

ちなみにこのあとは数年前タモリがタクシーの運転手相手に病院の医師であるかのように成りすました話などが続いた。

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この話、面白い!
2014/02/28(金) 10:56:48 | URL | ヒロポン #-[edit]
コメントありがとうございます。
2014/02/28(金) 11:01:36 | URL | ArtSalt(管理人) #-[edit]
芸能人の中には確かに25歳から30歳までの遅い芸能界入りの有名人は数多くいる!何せあの中日ドラゴンズ初のGMである落合さんだってプロ野球界入りしたのが25歳からだったので、そこから名プレイヤーとして頭角を出して、最強の長距離打者として名野球選手の著名に連ねて、挙げ句にはコーチ未験のまま監督としてチームを数回優勝・日本一に漕ぎ着けるほどの才能力を持ってたんだから、タモリも30歳からという遅い芸能界入りも今の笑っていいともの33年間の長寿番組の貢献に尽くした逸材なんだから、遅咲きの著名人勢はそれだけ他者が普段は表に出せない魅力的な効能を発揮しているということである!!
2014/03/10(月) 15:37:33 | URL | クロダイルまこ助 #/SKDDFWU[edit]
コメントありがとうございます。
2014/03/10(月) 21:17:57 | URL | ArtSalt(管理人) #-[edit]
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