ArtSaltのサイドストーリー

音楽、フリーウェア、WEBサービス、食べものなどに関する日記。トラックバック、コメント歓迎。

自分の体験談を書けば必ず自分にしか書けないブログになる

私の直感的な印象ですが、最近では何か調べものをしようとWEB検索すると似たような内容のサイトがずらりと並びます。WEBの多様性という観点から見ると好ましいことではありません。これは読み手から見た感想ですが、他方書き手のほうでも同じような感想をいだいている人が多いと思います。いかにして自分にしか書けないオリジナルなブログを書こうかと苦労している人たちもいるでしょう。でも自分自身の経験したことを書けば特に苦労しなくても独創的な記事は書けると私は楽観的に信じています。

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「その人にしか書けないこと」がたくさん読める、そういうのが「個人ブログ」であって欲しい。

誰にでも書ける、どっかで見たような、そんな記事が大量に載っているのが「個人ブログ」であって欲しくない。

「その人にしか書けないこと」が読めるのがブログであって欲しい: 不倒城

かつてブログがブームだった時代がありました。私がFC2でブログを始めたのもその頃です。ブログブームが終わり、さらに Google Reader も終わりました。現在はSNSの時代です。たとえばTwitterなどで誰かの発言を読んだり自分で発言する時間が増えればそれだけ時間が奪われるわけでブログを書く時間も読む時間も減ります。だからブログブームが去ったのは仕方ないと思います。

非常に残念なのは、今まで好き勝手にブログを書いていた人たちが減ったせいでWEBの多様性が失われたと感じることです。実際にWEBの多様性が失われたのかはわかりませんよ。でもそう感じてしまうのです。

WEBにあふれる情報が金太郎飴のように「どこを切っても金太郎さん」状態になるのにはそれなりの理由があります。代表的なのは How To ものですね。たとえば「お に ぎ り  お に ぎ ら ず  作 り 方」をWEB検索します。ほとんど内容は同じです。料理の作り方なんて極端に言えば1つしかないわけだから誰がレシピを書いたところでブログの内容が似てしまうのは当然です。

原発問題を書いた場合もそうです。原発賛成派が原発を支持する理由は100個も1,000個もあるわけではありません。原発反対派が原発を支持しない理由も同様です。だから専門家でもない人が原発問題を論じるブログはどれもこれも似たような内容になり、そのほとんどが面白くありません。読む価値がありません。でもこれは仕方ありません。

では絶対に自分にしか書けないブログを書くにはどうすればいいか? 音楽家や芸術家はオリジナルなものを生み出そうと日々苦労しています。たとえば1950年代のジャズ界では一瞬のアドリブのひらめきを得るために麻薬に手を出す人たちがかなりいました。酷い話です。

かつてブログが面白かったのはどうでもいいような個人の日記で個人的な経験を書き連ねる人たちが大勢いたからだと私は分析しています。今はそういう人たちが減りました。

自分にしか書けない世界で唯一無二のブログを書くのは実は簡単なことだと私は思っています。別に無理してオリジナルなものを生み出そうと努力する必要はありません。自分自身の体験を書くだけでいいのです。そうすれば必ずその人だけにしか書けない文章が生まれます。

ひとつ我田引水の例を出します。最近の私のブログですが、「ランニングで足を痛めたけど回復しつつある」という記事を書きました。ランニングで足を故障する人たちは地球上にたくさんいます。ですが足を痛める原因は、シューズが悪いとかフォームが悪いとか、たいてい決まっています。だから治療法もほとんど同じです。誰が治し方を論じてもほとんど同じ内容になります。これを言ったら実も蓋もないわけですが、「正解」というものは世の中にひとつしかないのが普通ですから。でも怪我が治るまでの細かい経過は人それぞれです。だから私は怪我を克服する経過とそれに関係するイベントを時系列に沿って書くことにしました。これなら内容が他の人と同じになることは決してありえません。

問題は、個人の経験を書き連ねた日記が他の人にとって面白いか、ということですね。これは興味がある話題なら読みたいと思うのではないでしょうか? たとえばランニングで実際に怪我をした人がその治癒について書いた体験談は私にとっては興味深いものです。なぜなら私自身が最近アキレス腱とその周辺を故障してランニングできない体になったからです。だから瑣末とも思える細かい事象まで書き添えて「私はこうやってアキレス腱の痛みを解消しました」みたいな事実に即したブログ記事には非常に関心があります。逆に言うと、「こういう走法だと怪我をしやすいですよ」みたいな記事はもう読みたくありません。だって誰が書いたところで内容は大差ないですから。

こういう個人的で瑣末なことと思える経験はTwitterの140字でも書けるので最近の人はブログにそういうものを書きたがらないという事情はわかります。でも世界中のブロガーに対する私の希望としては、自分自身が経験したことをもっとブログに書いてほしいのです。他の人たちが容易にWEB検索できる場所に公開してほしいのです。TwitterとかFacebookとかSnapchatとかやってて忙しいでしょうけど、皆さんがさまざまな分野での自分自身の体験談をブログで書いてくださればブログの面白さに気づく人たちが増えるだろうと思っています。

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