秋深まって、
しっとりとした音楽を聴いてみたいと思うようになった。
これまで書いてきた、
しんみりとした音楽(最近のもの)
YouTube - Paul Desmond - Emily - 晩年の
ポール・デズモンドをしみじみと
Booker Little and Friend (Bethlehem) - 夭折のトランペッター、
ブッカー・リトル
メイナード・ファーガソン逝く - Maynard Ferguson のハイノート、たまんなかったなぁ
ヘイグのファンはどこにいる? - 大好きなピアニスト、
アル・ヘイグ (Al Haig) について
でもって、「秋」を感じさせる曲と言ったら
「枯葉」 (Autumn Leaves) と言いたいところだけど、あまりにも多くの手垢がついてしまったこの曲を最近は積極的に聴こうとは思わなくて -- これは安易な選曲をするレコード会社のプロデューサーたちにも責任あり -- 、ここはやっぱりシブく、
「ニューヨークの秋」 (Autumn in New York) 。
Vernon Duke の書いた曲。
この曲をAMG(All Media Guide)で調べてみた。
⇒ allmusic (Cookieをつくらないと、表示されないかも)
全部で5ページ(2006/11/21 現在)。予想どおり、ジャズでとりあげられることが多いみたい。
私がいちばん好きなのがジミー・レイニーの「ニューヨークの秋」 -- MPSレーベルの "Momentum" で聴ける -- なんだけど、
AMGでは紹介されてない orz
なら、私が紹介してみる。
レイニーは「ギターのリー・コニッツ (Lee Konitz) 」なんて呼ばれることもあって、なんとなくそれが理由であまり聴かれることがないんではないかな、と思ったりもする。
このレコード。日本のAmazonとアメリカのAmazonで調べてみたけど、CDでも現在入手不可能みたいで、試聴できるサイトのリンクを貼れないのが残念。
私が大切に持ってるこのLPレコードは日本の
テイチクから発売されたもの。
ジャケットの裏側(つまりライナー)に書かれた解説(つまりライナーノーツ)は日本語で書かれていて、発売されたのは1974年ごろだと思う。
日本語解説は普通だったら
ジャケットの中に1枚の紙っぺらとして入ってるんだけど、石油ショックのころだから、紙を少しでも節約しようということでライナー(ジャケットの裏側という意味ですよ)に日本語解説を印刷したんだと思う(たぶん)。
解説なさってるのは悠雅彦さん。名文。感動が伝わってくる文章とはこういうのを言う。
私の駄文ではジミー・レイニーのギターのすばらしさを伝えられないと思うので、引用してみる。
何も付け加える必要はない。悠雅彦さんの解説がレイニーの音楽を的確に語っている。そしてレイニーの「ニューヨークの秋」はそれを存分に堪能できる。こう言っちゃあナンだけど、彼が世間で人並みの評価を受け、人並みの収入を得ていたら、こういう歌心を表現できなかったのではないかと思う。
その後、彼は息子ダグ (Doug Raney) と共演した数枚の盤を発表したりして -- ダグもギタリストなのだ -- 、それなりに充実した音楽人生を全うしたと言えるかもしれない。その実力に見合うだけの評価は死後も得られていないんだけど …
アマゾンでジミー・レイニーのComplete Recordings 1954-1956なるものを注文したものの、いつ到着するやらわからず・・・。
その前に、「Stan Getz Plays」を聴くべきですよねー?
2006/11/22(水) 00:58:01 |
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ヌアージ #-[
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