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レスターにもっとも似ているのはアル・コーンかもしれない

Henri Renaud - Al Cohn Quartet (Vogue)
recorded in New York, 1954


最近、レスター・ヤング (Lester Young) の1952年の演奏を聴く機会があって、しみじみと感じたこと。

レスターにもっとも似ているテナーはアル・コーン (Al Cohn) とビル・パーキンズ (Bill Perkins) じゃないかな。

パーキンズはアルの影響を強く受けたんだろう、と最近まで勝手に思いこんでいたけど、どうもそうではなくて、やはりレスターから直接影響を受けたんだろう、と感じた。

ビル・パーキンズは私の好きなテナーで、彼の決定的な名演は Pacific Jazz の "Grand Encounter" で聴ける。
ウェストコースト・ジャズの最高傑作 その3 - "Grand Encounter" について書いたエントリ

で、話はアル・コーンのほうに移る。
アルといえば、ズート・シムズ (Zoot Sims) との双頭クインテットをすぐに思い浮かべる人が多いと思う。
言い換えれば、アルという人はズートとのからみで知られ、聴かれている印象が強い。ズートと共演していないアルの作品を熱心に聴く人がはたしてどのぐらいいるだろうか。

何を言いたいか。
早い話が、ズート・シムズのファンはゴマンといるけど、アル・コーンのファンってゴマンとはいない。

ズートと比較しちゃうと、アルのスタイルはややモダン以前のものを感じさせる。
「レスター・ヤングに非常によく似ている」と私が感じてしまったのも、そのあたりに原因がありそう。

モダンとモダン以前のファンの数はやはり相当違うはずで、私もやっぱり古いスタイルのジャズは苦手。

でも、私はズート・シムズよりもアル・コーンのほうに肩入れしたい。

Henri Renaud - Al Cohn Quartet

アルの作品でいちばん好きなのが、フランスはパリに本拠を置く Disques Vogue の傍系レーベルSwingの "Henri Renaud - Al Cohn Quartet".
録音のロケーションはニューヨーク。

タイトルが示すように、アルの単独の名義ではない。アンリ・ルノー (Henri Renaud) との共同名義。

ご存じのとおり、実力があるのに売れていないジャズメンに録音の機会を与えたのが、フランスからやって来たアンリ・ルノーだった。1953年から54年にかけての話。

今にして感謝したいのは、あまりカネにならない、こういう仕事を引き受けたルノーと、それを支えた Disques Vogue の慧眼。

A面1曲目の "You Stepped Out Of A Dream" にしても、B面2曲目の "Once In A While" にしても、いかにも「レスター派テナー」らしい音色、節まわし。

ズートよりもアルのほうに惹かれてしまう理由をときどき自己分析してみるけど、うーん、うまく説明できない。

とにかく、レスター・ヤングのファンだったら、アル・コーンのこの作品は「一聴の価値あり」ではないかと。

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