ArtSaltのサイドストーリー

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Curtis Fuller / The Opener

Curtis Fuller / The Opener (Blue Note)
recorded in Hackensack, 1957


モダンジャズの名門レーベル Blue Note の魅力のひとつが、リード・マイルズ (Reid Miles) とフランシス・ウルフ (Francis Wolff) のデザインによるジャケットカバーであることは言うまでもない。

Blue Note って、黒人のリーダー作品が多いから、ジャケットカバーの写真にはたいてい黒人が写ってるわけで、背景が黒いと、黒い肌の顔の輪郭がわかりにくい。
ジャケットカバーのデザイナー、リード・マイルズはその「わかりにくさ」を逆手(さかて)にとった。そして、下の写真に示すような「単色カラースケール」という手法をしばしば使った。

Blue Note ジャケットの写真

下の写真は自身の名義の作品としてはデビュー作になるカーティス・フラー (Curtis Fuller) の "The Opener".
このジャケット・カバーのセンスは群を抜いてすばらしいと思う。闇に光るフラーのギョロッとした目玉が良い。
マイクロフォン・スタンドとトロンボーンが鈍い光を放っているところもイイ。頭の上を漂っている白いものは煙草の煙だと思う。

Curtis Fuller / The Opener の写真

で、肝心要(かんじんかなめ)の音楽はどうかというと、音楽はもちろんすばらしい。音もすばらしい。っていうか、「ジャケットが良ければ、中身も良いに決まっているのだ」と寺島靖国さんふうに言ってみる。

カーティス・フラーのトロンボーン
まるでスピーカーからボントロのスライド(外管)が飛び出てくる感じ。これが Blue Note の得意とする「ヴァン・ゲルダー・サウンド」。
ハンク・モブレー (Hank Mobley) のテナー
こんなにでっかくて、たくましい音を出す人だっけ?
ボビー・ティモンズ (Bobby Timmons) のピアノ
シングル・トーン主体なのに、こってりとした、太い音。本盤のいちばんの聴きどころかもしれない。
ポール・チェンバーズ (Paul Chambers) のベース
ルディー・ヴァン・ゲルダー (Rudy Van Gelder) の録音にしては上出来。
アート・テイラー (Art Taylor) のドラム
A面2曲目のシンバルの音に聴きほれる。最近のジャズで、こういう音を録れるエンジニアって、いるんだろうか。

本盤は最近購入したキングレコードのLP盤。東芝EMIのCDで同様の感想を得られるかどうかは知らない。

当ブログ内の関連エントリ(2007年10月02日以前)

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