下の写真は聖護院大根(しょうごいんだいこん)。京野菜だけど、地元農家がつくった野菜。
(私が住んでるところは京都ではない)
1本80円。なんか安いなw
ぱっと見は桜島大根(サクラジマダイコン)。でも桜島よりもだいぶ小ぶり。
ヴァヴィロフの悲劇
ソ連の植物学者ニコライ・イヴァノヴィッチ・ヴァヴィロフ(Nikolai Ivanovich Vavilov)が1929年に来日したとき驚いたことのひとつが、日本のダイコンの品種の多さだった
… という話を何かの本で以前読んだんだけど、その本がどこかに消えてしまった。
(Web検索したけど、それっぽい話は出ないね)
ヴァヴィロフはソ連の高名な植物学者だったけど、ラマルキズムの代表的なイデオローグであるトロフィム・デニソヴィッチ・ルイセンコ(Trofim Denisovich Lysenko)に睨まれ、スパイ活動をしたという理由で逮捕され、獄死している(デッチアゲの容疑だったと今日ではみられている)。
「変異における相同系列の法則(the law of homologous series in variation)」を唱えた人として生物学の教科書に数行程度の文章で紹介されるらしいけど、私は文系のクラスだったから、生物の教科書はまともに読んだことがないのです。
相同系列の法則って何?
ヴァヴィロフの相同系列の法則を以下のように私は理解してる。
- 異なる種間において同じ形質の変種が見出される件。
- 一般にコムギは葉舌を持つが、1916年ヴァヴィロフはアフガニスンで葉舌を持たない変種を発見。
- コムギでこのような変種が見出されるのなら、ライムギにも葉舌を持たない変種が存在するのではないか、と予想。
- かくして2年後、葉舌を持たないライムギが発見された。
- コムギとライムギの進化における葉舌を持たない変種の平行的な出現は、コムギとライムギの共通の祖先が持っていた遺伝的形質の平行的な表出であり、これは相似ではなく相同である。
- 生物の進化は自然選択だけによるのではなく、祖先から受け継がれてきた遺伝情報にも左右される。
- この仕組みが判明すれば、化学、物理学などと同レベルの厳密さで生物進化もまた遺伝情報から演繹されうるのではないか。
ラマルキズムとルイセンコ失墜後、ヴァヴィロフの名誉はソ連で回復した。
(もちろん獄死してから数十年後の話だけどね)
ダーウィニストに無視され、ラマルキストに白眼視された、独創的で奇抜すぎる彼の説は今日でも受け入れられたとは言いがたい。
しかしながら栽培作物の起源を探る研究書ではヴァヴィロフの熱心な学術調査が必ず紹介されるし、生物進化において自然選択を重視する正統派ダーウィニズムの行き詰まりを突破するヒントとして、相同系列の法則がとりあげられることがある。
でもって、聖護院大根のお味はというと
昨今の八百屋での定番である青首ダイコンと比べると、聖護院大根は、味が染みこみやすくて、煮物に向いているんだとか。
食べてみた感想。
味は青首ダイコンとあまり変らないです。
火が通りやすくてやわらかい。知らないで食べた人はダイコンじゃなくてカブ(蕪)と勘違いするんじゃないかな。
ヴァヴィロフが目撃したのは1929年の日本。聖護院大根の実物を見ているかもしれない。
こんばんはー^^
ちょっとご無沙汰してしまいました。
近所では見たことない大根です。
みかんと比べてもかなりの大きさなんですね。
実はね、風邪じゃなかったんですよねー。
食中毒ですって @@
いやー その菌の凄さときたら、
食べるもの飲むもの全部出る。
おかげで腸はきれーになりました ^^
大根、冬はとっても美味しい季節ですね♪
2008/01/21(月) 19:35:11 |
URL |
Sora #s7fjFAQQ[
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おなかがスッキリして良かったんじゃないですか v(^^)
こういう事件もあるから、注意
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/115860/
聖護院大根って、ミカンに比べるとでかいけど、青首大根とそんなに変わらないのですよ。
ものすごくでっかいことで有名な桜島大根の実物を見てみたいなぁ。
2008/01/21(月) 21:19:44 |
URL |
ArtSalt(管理人) #J.4e0R36[
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おかげ様でやっと先週から食事もちゃんと摂れるようになりました♪
私は会社で食べたお寿司がダメだったの。
ある意味『テロ』ですよー ^Д^
でも、ちゃんと保障してくれるみたいで良かった♪
治療費けっこう高かったしー
2008/01/29(火) 23:03:18 |
URL |
Sora #YpqZtgVo[
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え゛っっ! 会社でみんなでいっしょに食べたお寿司? (゚o゚ )
それじゃあ、テレビのニュースとかで報道されたんじゃない?
○○○○社で集団食中毒 - 1名軽症、2名意識不明の重体
新年会の寿司が感染源か
… っていうふうに。
まあ、とにかくなおってよかったですね ヽ( ゚∀ ゚)ノ
2008/01/30(水) 18:18:57 |
URL |
ArtSalt(管理人) #F5CwwxXQ[
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はじめてお邪魔します。
ヴァヴィロフが来日したとき、大根をはじめとする野菜の栽培品種の多さに驚いた、という話ですが、ヴァヴィロフの旅行記に出ています。
ニコライ・イワノヴィッチ ヴァヴィロフ(著), 木原記念横浜生命科学振興財団より刊行の
「ヴァヴィロフの資源植物探索紀行」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896946197/
ちょっと高価なので、図書館などで探されると良いかと思います。
2008/04/21(月) 10:50:06 |
URL |
かずめ #OumQaaPg[
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はじめまして、かずめさん。
やっぱりそういう本があったんですね。いくら調べても出てこなかったんですけど、やっとモヤモヤが消えました。
今度、図書館で読んでみます。ありがとうございます。
2008/04/21(月) 19:18:16 |
URL |
ArtSalt(管理人) #nKNC/NYY[
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