ArtSaltのサイドストーリー

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惚れなおしたよ、Sonny Clark Trio

Sonny Clark Trio (Blue Note)
recorded Hackensack, 1957

レコードの写真

ソニー・クラーク(Sonny Clark)のピアノが好きなので、彼のレコードをよくかけるのだけれど、有名な Blue Note レーベルの "Sonny Clark Trio" は以下の理由であまり好きではなかった。

  • アップテンポの曲が多すぎる。全6曲のうち、スローテンポの曲は2曲だけ。
  • フィリー・ジョー・ジョーンズ("Philly" Joe Jones)のドラムが騒がしすぎる。いちおうピアニストが主役の盤なんだから、もうちょっと気を使えって。
  • フィリーがスティックを多用している。ブラシを使っているのは Softly As In A Morning Sunrise (邦題「朝日のようにさわやかに」)だけ。

でも、最近、Timeレーベルの "Sonny Clark Trio" (後注)を愛聴するようになって、Blue Note の "Sonny Clark Trio" に対する見方が変わった。

後注

うーん、まぎらわしい。
ようするに、 "Sonny Clark Trio" という全く同じ題名のレコードが Blue Note レーベルにもTimeレーベルにもあるんだ。両者は全く別物。
ここでは便宜的に「BN盤」、「Time盤」と呼んで区別することにする。

レコードの写真

Blue Note 盤とTime盤の違いは何か

Time盤はオリジナル曲が多い。アップテンポの曲が多い。
BN盤はスタンダードナンバーが多い。アップテンポの曲が多い。

両者の違いで目立つのがスタンダード中心か、オリジナル中心かということ。
ソニクラは作曲の名手。Blue Minor しかり、Minor Meeting しかり、Nicaしかり。
ところが、BN盤には彼の曲がひとつもない。これはひどい。

でも、A面1曲目の Be-Bop によくよく耳を傾けてみると、「おっ、けっこういいな」と思うようになった。ソニー・クラークのオリジナルではないけれど、彼の得意とするマイナーなフレーズが頻繁に出てくる。

このBN盤は一般的にはB面2曲目の「朝日のようにさわやかに」の名演を聴ける盤として知られていて、それは確かにそのとおりなんだけど、それだけじゃなかった。

本当の主役はフィリーかもね

だが、しかし、こうも思うのだ。このBN盤をフィリー・ジョー・ジョーンズのやかましいドラムを思いっきり堪能できる盤として聴いてもいいのではないかと。
ピアニストが名義になっている盤だからといって、ピアノばかりに耳をそばだてていてもおもしろくない。
(逆に、Time盤はソニクラのピアノに集中して聴くことが多いね)

BN盤は、フィリーの大音量、爆発系ドラムを徹底的に聴くべし。

当ブログ内の関連エントリ(2008年02月22日以前)

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