数ヶ月前に始まったFC2ブログの新機能。コメント投稿時の画像認証。あいかわらず世間の動向に疎い私がこの機能を知ったのはつい最近で、うちのところでも使ってるんだけど、今のところスパムよけに効果あり。NGワード機能もIP規制も不要になるかな。
もちろん半角の数字を入力しないといけないんだけど、この件について調べてみると、全角の数字をタイプしてしまって失敗した、という声がけっこうあって、驚いたというか、呆れたというか。

でも、そんなことよりもっと深刻な問題がある。W3C (World Wide Web Consortium) で見かけた意見。
This presents a major problem to users who are blind, have low vision, or have a learning disability such as dyslexia. This document examines a number of potential solutions that allow systems to test for human users while preserving access by users with disabilities.
【Inaccessibility of CAPTCHA】
それから、こことか。
視覚障害者は一般のコンピュータにスクリーンリーダーや音声ブラウザと いったソフトを組み込んで使っています。このソフトはコンピュータの画面 情報を音声で読み上げたり、点字出力装置に画面の内容を点字に出力する機 能があります。すなわち、視覚障害者は音声や点字を用いてパソコンを操作 しているのです。
さて、このスクリーンリーダーや音声ブラウザですがどのような画面でも 完璧に出力してくれるわけではありません。最大の問題は、文字情報(テキ スト)は読み上げることができるのですが画像に関しては全く読むことがで きないのです。画像を完璧に読むことは今の技術では不可能です。
例えば、鳥の絵が描いてあったとしますね。これをどうやって言葉に変換 しますか?
【画像認証(Captcha)問題を考える (すぐ使える!インターネット100倍活用テクニック バックナンバー)】
ようするに、視覚障害者(全盲、低視力、あるいは失読症の人)のユーザビリティーを無視しちゃいかんよ、ということ。
「img要素にalt属性を書いとけば、解決?」と一瞬バカなこと考えたけど、ボットはそれを読んじゃうんだろうな。
CAPTCHA (Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart) は画像認証だけではない。音声を使ったものだってある。
"three, L, D, nine, five, O, L, Q, P" と発声するオーディオファイルのリンクを貼り、それをユーザに再生させ、"3ld95olqp" とタイプさせるCAPTCHAとかね。
うちのブログを視覚障害者が読んでいるかどうかは疑問だけど、ある利便性が特定利用者層の利便性を犠牲にしてしまう問題は常に発生するなぁ。
東アジアには漢字という複雑なcharacterがある。この問題を暫定的に解決するには、認証用のキーワードとして漢字を表示し、それをユーザにASCIIに変換させ、入力させる方法がいいかもね、イタチごっこだけど。