ArtSaltのサイドストーリー

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Bill Evans - Portrait in Jazz で本当に聴くべき演奏とは

明日は大雨だそうだ。
そういえば、Bill Evans の"Portrait in Jazz"のA面1曲目は「降っても晴れても」だったな。

最初買ったのはCD(FantazyのOJC)、数年後にLP(ビクター音楽産業)を買った。
曲目によっては、CDでもLPでも全く同じ箇所にひずむようなノイズが入る。ずずっという感じの。
ということはマスターテープ自体に問題があるのだろう。ていうか、こんなことを気にする人って私だけなのかな。てゆーか、この事実に気づいてるのは私だけなのか、ひょっとして。

しかし、私だけではなかった。気づいている人はちゃあんと気づいているのだ。
⇒ 夢見るレコード: <思いレコ 第10回> ビル・エヴァンス/ポートレイト・イン・ジャズの謎

詳細はbassclefさんのブログの長い記事を読んでいただくとして ― 長いだけでなく、内容も深くて、私の変なブログなどbassclefさんの足元にも及ばない ― 、この作品の中で、私がいちばん好きな演奏の話を少し。

これを買ったときって、ジャズを聴き始めたころだったから、評論家おすすめの「枯葉」(ふたつのテイクがある)にばかり耳を傾け、
「これこそがジャズだ!」
などと、一人前のジャズ・ファンになったつもりで、ひとり悦に入っていた。
ふたつのテイクを、わかりもしないのに、どう違うのか分析してみたりね。

しかし、そのうち、悟るわけだ。エヴァンズの本領を発揮した演奏は別にあるということを。
そして、気づくわけだ。評論家の言うことは、あくまで参考程度に聞いとけばいいのだと。

ずばり、本作の目玉は…



Blue in Green

というのが私の結論。
ビル・エヴァンズといったら、○○のひとつ覚えみたいに、「インタープレイ」ということばで語りたがる人が多くて、困ったもんだ。たしかにインタープレイは興味深い。「枯葉」は、エヴァンズの演奏としてはめずらしく熱気あふれる演奏だ。聞いていると、興奮する。「興奮」といっても、いわゆる「知的な」興奮というか。

しかし、Blue in Greenに聴かれる演奏こそ、当時誰もやっていなかったものであり、彼にしか表現できない美学が満ち溢れている。
主として1950年代の音楽を聴く私にとってビル・エヴァンズ ― 言うまでもなく彼の旬は60年代 ― というのはひとつのスタイルでもあり、ジャンルでもある。つまり、ハードバップとかクールとかニューオーリーンズ・ジャズとかいったものがそれぞれジャンルであるように、「ビル・エヴァンズ」という名のジャンルがある感じなのだ。実際わたしがふだんよく聴くピアノはたいていいわゆる「パウエル派」である。

FantazyのOJCのCDにはBlue in Greenの別テイクがおまけで入っている。国内盤のCDでも、ボツになったこの別テイクが入っているのかな。

Blue in Greenのふたつのテイク。どちらがすばらしい出来か。
迷うけど、同じぐらい優れていると言わざるをえない。
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