ArtSaltのサイドストーリー

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Lee Konitz with Warne Marsh

青梅を買いにスーパーに行ったとき、店内にウォーン・マーシュのテナーが鳴り響いていた話の、ある意味では、続きです。
⇒ スーパーの店内で聞こえてきたWarne Marsh
彼を初めて聴いたのはたしかこのレコードだったと思います。本当はリー・コニッツ Lee Konitz (as) 目当てで買ったレコード。しかし、この、かわいらしいというか、ちょっと変わったテナーにほれ込んでしまったことを思い出します。

ご存知のとおり、ふたりはレニー・トリスターノ Lennie Tristanoの教え子です。CapitolやPrestigeなど、1950年ごろの歴史的録音で彼ら3人の組み合わせが見られます。
トリスターノが加わったデイトではいわゆる「トリスターノ派」っぽい、きびしい、coolというよりcoldな演奏になるわけですが、師匠が不在の本作品では少しくつろいだ雰囲気ですね。

寺島靖国さんの本ではよくA面1曲目のTopsyが賞賛されますが、私にはそれほどの演奏とは思えません。どちらかというと、A面のラストDonna Lee(チャーリー・パーカー作曲)とかB面トップTwo Not One(トリスターノ作曲)のほうが好きです。
パーカーとトリスターノの共通点は、もっぱら既成のスタンダードのコード進行を使って曲づくりをすること。彼らの曲が
鼻歌で歌えそうな曲ばっかり ♪ \(^0^\)
なのは、そういう事情なのではないかな(← 言っときますが、ほめてるんですよ)。



このレーベルAtlanticには当時のコニッツの作品がいくつか残されているんですが、考えてみればマーシュとの共演作はこれ1作のみ(Atlanticに限定した話です)。
もしも本作品にマーシュの参加がなかったら、印象がガラッと変わったかも。上述のTopsyTwo Not Oneなどで聴かれる、くつろぎの雰囲気が消えてしまったかもしれません。
こう言ってはなんですが、ここでのマーシュは言わば「スパイス」的な存在とも言えます。あるいはコニッツの冷たい演奏をやわらげてくれるというか。

残念なことに、オスカー・ペティフォードのベースとケニー・クラークのドラムがいまいちです。しかしこれは彼らのせいと言うより録音のアヤだと思います。

もうひとつ言いたいのは、やはりジャケットのカバー。写真はウィリアム・クラクストン。このカバーが本作品の演奏を示唆してくれています。トリスターノ出身者たちがこんなふうにくつろいで笑っている写真は珍しいんじゃないかな。
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この作品、どの曲も素晴らしいですよ。またマーシュもコニッツと対等の存在です。ぺティフォード、クラークがいまいちで、、、?耳かっぽじいて聴いてください。インド、モートン、スコットなどのトリスターノ学校のリズムとまた違うニュアンスの素晴らしいリズム隊です。特にトプシーにおけるぺティフォードのベースソロをよく聴いてください。実にトリスターノ学派の特徴をよく捉えた内容とサウンドで、ぺティフォードが何故ベースの巨人かお分かりになるでしょう。
2006/09/10(日) 23:19:25 | URL | swing dog Rick #-[edit]
ご訪問、ありがとうございます。
同日にいただいた他の4個のコメントの件をふくめて、数日以内に関連する記事を書いてみたいと思います。よろしかったら、またお越しください。
2006/09/11(月) 19:08:21 | URL | ArtSalt(管理人) #K.0xfTSU[edit]
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