ArtSaltのサイドストーリー

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Art Davis のベースに震えおののく

ジャズ・ファンはベースの音を聴いてニヤニヤする。モコモコした音ではダメだ。コントラバスというのは羊の腸でできたガット弦を鳴らす楽器なんだ。弦に塗った松脂(まつやに)がベーシストの汗とともに飛散し、羊の腸がギシギシと鳴る。そういう「ギシギシッ」がジャズの命なんだ。

数週間前ネットラジオで知ったMercuryレーベルの "Joe Newman Quintet at Count Basie's"。音のすばらしさに絶句し、我慢できずにCDを買った。おとといアメリカからCDが届いた。ニューヨークは Count Basie's Club で吹き込まれた1961年のライブ盤。ベースの音に震えおののく。

CDの写真

ベースをギシギシ言わせているのは Art Davis。Max Roach とか John Coltrane のバンドでの活躍が知られる人。たとえば "On Green Dolphin Street" で彼はダブル・ストップ(2本の弦を同時にピチカート)を効果的に披露している。これが、アンタ、涙が出そうになるほど心を揺さぶるんだわ。当日はベースの大音量で会場の建築物全体がギシギシ鳴ったんじゃなかろうか。

Davisのベースばかりではない。このセッションのリーダー Joe Newman のトランペットはもちろん、Eddy Shaughnessy のドラムも絶好調。っていうか、ジャズという音楽はベースとドラムさえ良けりゃ名演奏になっちゃうのだ。この無名のライブ盤が異様にスイングするのは、tp, b, ds の三者の功績と見ていい。ドラムの音をここまで力強く記録した録音技師にも感謝。

Oliver Nelson のテナーも悪くない。Lloyd Mayers のピアノが奥に引っ込んだ録音で、ちょっと残念。食事と会話に夢中でろくに音楽を聴いてない聴衆がアップテンポの曲では打って変わって絶叫し、興奮している。その様子が手に取るようにわかり、ほほえましい。

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