ArtSaltのサイドストーリー

音楽、フリーウェア、WEBサービス、食べものなどに関する日記。トラックバック、コメント歓迎。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バゲットのレシピを英語で書いた

No-Knead Bread のレシピを英語で書いた。これをLang-8で公開すれば誰かが添削してくれるのかな?

baguettes
Courtesy of Free Images - Pixabay

Twinbirdのコンベクション・オーブン TS-4119 を買って以来バゲットばかり焼いている。極端に言えばバゲットは水と塩と小麦粉さえあれば焼ける。(イーストは空気中に漂っているものが自然にパン生地に付着して増える)。それ以外の材料は一切いらない。

手順も他のパンに比べると簡潔だ。

  1. 粉を捏ねる(こねる)
  2. 1次発酵
  3. 分割
  4. 寝かせる
  5. 成形
  6. 2次発酵
  7. 焼く

これだけだ。

これだけではあるが、もっと詳細にバゲットのレシピを書いてみた。しかも英語で。これは実際にふだん自分が実行しているレシピのひとつであり、一般に「捏ねずに作るバゲット」として知られている。数年前だったか、New York Times が火付け役になって大流行した No-Knead Bread を自分なりに少し改良したものだ。

Baguette recipe

Ingredients:

  • All purpose flour (200 g), water (134 g), instant dry yeast (2/3 teaspoon, 2 g), and salt (1/3 teaspoon, 2 g).

Directions:

  1. Dump flour into a bowl. Tip salt near one side of the bowl. Just don't mix at this time.
  2. Pour lukewarm water - not boiling one - into a cup and add instant dry yeast. Stir for a minute or so.
  3. Transfer that water into a corner of the bowl - far side from where salt has been drizzled. In a couple of minutes, the dough mass would be bubbling a bit. And then mix and stir with a silicone spatula or paddle until your dough has a uniform texture or gets completely wet.
  4. Now your dough should look a lot shaggy, but it doesn't matter. You don't need to knead. Cover the bowl with plastic wrap or like that. Let sleep in the fridge and ferment all night.
  5. Next morning, your dough should puff up and almost double in size. Try "poke test" to make sure it's ready to go. The dough should give into the pressure and slowly creep back up when you poke your finger on the surface.
  6. Dust the countertop with flour. Dump out the dough onto it. Scrape the dough all out with a spatula since it might be a bit sticky.
  7. Cut dough into two pieces with a scraper.
  8. Grab dough. Stretch and fold over all ends towards the middle. Shape it to make look like a ball. Pinch all sides shut and seal them. Turn over and make sure that its upside surface gets smooth, taut and tight. At this stage, don't knead, otherwise you'll pop bubbles inside. Finally place the dough with its seam side down.
  9. Spray dough with water, cover with plastic wrap and allow it to bench rest for 10-30 minutes at room temperature.
  10. Stretch dough so gently with finger tips that bubbles aren't punched out. Fold over and make a rectangular shape. Tuck both long and short ends. Pinch all sides tightly and seal them completely. In the end, your dough should look a bit like baguette!
  11. Put dough on parchment paper. Keep wet. Let rise 1-2 hours in a bit warm place.
  12. Pre-heat the oven at temperature of 250℃ or 482F while dough is rising.
  13. Turn on the gas stove to medium heat. Place on the burner a frying pan - remove the handle in advance - or skillet made of cast iron. And burn the pan, with nothing inside, for a couple of minutes.
  14. Once the dough almost doubles its size, score it with a knife. Make 2-3 shallow slashes at an angle on the surface; these cuts are vents to help release steam and gas in the loaf. Spray water all over the dough.
  15. Plop the dough with parchment paper onto the burnt pan on the stove. Something like a well-floured pizza peel might be helpful. Cast some water into the pan to create a lot of fiery steam and cover with a lid pretty quickly; many home bakers insist steam makes large bubbles or holes in crumb.
  16. Slip on oven mitts to grab the sizzling hot frying pan, which has no handle. Load it into the oven. Keep the lid shut. Turn down to 230℃ or 446F. Bake and wait.
  17. Ten minutes into baking, remove the lid from the pan and sprinkle water over the loaf.
  18. Wait for another 10 miniutes or until the loaf's crust turns crisp and golden brown. Time and temperature may vary a lot from oven to oven.
  19. Remove the pan from the oven. After the loaf cools down a bit, cut into it, take a photo and share with friends.

バゲットのレシピ

材料:

  • 中力粉 (200 g), 水 (134 g), インスタント・ドライ・イースト (小匙2/3, 2 g), and salt (小匙1/3, 2 g).

手順:

  1. 小麦粉をボールに入れる。ボールの端のほうに塩を入れる。まだかき混ぜてはいけない。
  2. ぬるま湯 - 沸騰したお湯ではない - を容器に入れ、インスタント・ドライ・イーストを加える。1分ほどかき混ぜる。
  3. このお湯を先ほどのボールの片隅(塩を入れた場所から離れた側)に注ぐ。数分でパン生地から泡が少し出てくる。そして生地が均一になるか水分を完全に吸い込むまでシリコン製の「へら」でかき混ぜる。
  4. これで生地がかなり毛羽立っているはずだが問題ない。捏ねる必要はない。ボールをラップなどで覆う。冷蔵庫で一晩寝かせ、発酵させる。
  5. 翌朝になると生地が膨らんでほぼ2倍の大きさになっているはずである。準備完了かどうか「フィンガー・テスト」をやってみよう。指を表面に差し込むと生地がへこむはずだ。
  6. カウンターに小麦粉をふるう。そこに生地を落とす。若干べとつくかもしれないので「へら」ですべてこすり取る。
  7. スクレイパー(スケッパー, scraper)を使って生地を2個に切る。
  8. パン生地をつかみ、伸ばし、全方向から端を真ん中に向かって折り畳み、ボールの形にする。すべての面をつまんで閉じ、密封する。生地をひっくり返し、上の面がすべすべでピーンときつく張り詰めているようにする。ここで捏ねてはいけない。さもないと中の気泡をつぶしてしまう。継ぎ目がある面を下にして生地を置く。
  9. 水をスプレーし、ラップフィルムで覆い、室温で10分から30分間寝かせる。
  10. 気泡が押し潰されないように指先で生地を優しく伸ばす。折り畳んで長方形の形にする。長い辺と短い辺のいずれもたくし込む。すべての辺をきつくつまみ、完全に閉じる。最終的にはこれはバゲットのように見えるはず!
  11. 生地をクッキングシートの上に乗せる。要保湿。少し暖かい場所で1時間から2時間かけて発酵させる。
  12. 生地が発酵しているあいだにオーブンを摂氏250度(華氏482度)で予熱。
  13. ガス・コンロを中火にする。フライパン - あらかじめ取っ手を外しておくこと - をコンロに乗せる。フライパンの代わりに鋳物のスキレットでもよい。このフライパンまたはスキレットを数分間空焼き(からやき)する。
  14. 生地の大きさがおおむね2倍になったらナイフを使ってクープを入れる。表面に2-3本の浅い傷を斜めに入れる。この切り込みはパン内部の蒸気とガスを逃がすのに役立つのだ。生地全体に水をスプレー。
  15. 生地をクッキングシートごと持ち上げ、ガスレンジで焼かれているフライパンにどさっと入れる。小麦粉をまぶしたピザ・ピールが役に立つかもしれない。フライパンの中に水を少し入れて大量の焼けつくような蒸気を作り、すばやく蓋を閉じる。ホーム・ベーカリーをやる人たちの多くが、蒸気はパンの内部に大きな気泡または穴を作るのだ、と言う。
  16. オーブン用のミトンを着用し、熱く焼けているフライパン - 既に取っ手は外してある - を握る。これをオーブンに入れる。蓋はしたまま。温度を摂氏230度または華氏446度に下げる。焼成の開始だ。そして待つ。
  17. 焼成開始から10分後フライパンの蓋を外し、生地全体に水をスプレー。
  18. さらに10分待つ。またはパンの外皮がぱりっとして黄金色になるまで待つ。時間と温度はオーブンによって大きく異なる。
  19. オーブンからフライパンを取り出す。少し冷めたらナイフでスライスし、写真を撮り、友人たちとシェアしよう。

バゲットを焼くときに使う英語

以下はバゲットを焼くレシピでよく使われる英語の表現。日本語で言う「フィンガー・テスト」が英語だと "poke test" に、「バット」が "pan" に、「天板」が "baking sheet" になるなど、注意が必要なものが多い。

  • home baker - 自宅でパンを焼く人
  • all purpose flour - アメリカで最もよく売れている万能の小麦粉。日本で言う中力粉とほぼ同じ
  • tablespoon - 15 ml の匙、大匙
  • teaspoon - 5 ml の匙、小匙
  • lukewarm water - ぬるま湯
  • stir - かき回す、かき混ぜる
  • drizzle - 霧雨のように降らせる
  • combine - 混ぜる、まとめる
  • spatula, paddle - へら
  • scraper - スクレイパー。パン作りをやる人たちの間ではなぜか「スケッパー」と呼ばれる。耳で聴いた感じでは確かにスケッパーのほうが英語の原音に近い
  • knead - 捏ねる。"You don't need to knead." という韻を踏んだ表現が知られている。
  • dough - パンなどの生地。捏ねることができるぐらい水分が少ないのが dough, 捏ねるのが難しいぐらい水分が多いのが batter. 後者はパンよりもケーキなどお菓子の生地で使われる表現らしい
  • sticky - べたつく
  • turn around, turn over, flip, invert - ひっくり返す
  • stretch and fold - 伸ばして畳む
  • heel of one's hand - 手のひらの手首付近
  • fold over - 折り重ねる、折り畳む
  • windowpane test - 捏ねた生地を薄く伸ばし、向こう側が透けて見えるかどうか調べること
  • tuck the dough ends under - 生地の端を下にたくし込む
  • taut - ピーンと張った
  • seam - 継ぎ目
  • with its seam side down - 継ぎ目のあるほうを下にする
  • seal - 密封する
  • flour - 粉、小麦粉。粉をまぶす
  • dust - 粉をまぶす
  • sprinkle - 液体や粉をまき散らす
  • ferment, rise, proof, prove - 発酵する
  • puff, puff up - 膨れる、蒸気などを出して膨れる
  • double in size, double one's size - 2倍の大きさになる
  • poke test - フィンガーテスト。英語では "finger test" はたぶん通じないと思う
  • creep up - 少しずつ持ち上がる
  • give - へこむ、たわむ。自動詞
  • scrape out - 掻き出す
  • scrape down the sides of the bowl - ボールの内側を掻き取る
  • dump out on floured surface - 小麦粉をまぶしたところにどすんと置く
  • bench, bench rest, rest, sit - 寝かせる、ベンチタイム。"bench time" はおそらく和製英語であり、英語で書かれたレシピで一度も見たことがないけど、たぶん英語圏の人たちには通じると思う
  • taper - 先に行くほど細くなるようにする
  • finger tip - 指先
  • couche - クーシュ(2次発酵用のキャンバス布)。たぶんフランス語
  • plastic wrap, plastic film - ラップフィルム。"wrap film" という英語には一度もお目にかかったことがない
  • parchment paper, baking paper - クッキングシート。"cooking sheet" はおそらく通じない
  • baking sheet, pan sheet - 天板。なぜ英語圏の人たちはこれを "sheet" と呼ぶのかと言うと、おそらく 1-2 mm という薄いスチール製だからだと思う
  • pizza stone, baking stone - ピザストーン
  • loaf pan, bread pan - パン型。英語では、蓋のない浅い容器を一般的に "pan" と呼ぶ。だから日本語で言う料理用の「バット」も pan である
  • preheat - 予熱する
  • set the oven to 230C. - オーブンの温度を摂氏230度に設定する
  • turn on the oven - オーブンを熱する
  • cast iron - 鋳鉄、鋳物(ちゅうてつ、いもの)
  • lava rock - 火山岩
  • lame /lɑ:m/ クープ用ナイフ。英語のレシピだと単に "knife" あるいは "paring knife" (果物ナイフ) と呼ぶことが多く、"lame" という専門用語(?)はほとんど使われない印象
  • slash, score - クープ(焼く前)、ナイフで生地にクープを入れる。日本語の「クープ」はフランス語から来た外来語かもしれない
  • grignes, gringe, ear, lip - クープ(焼いた後)。前2者はたぶんフランス語
  • at an angle - 斜めに
  • the blade should be held at a slight angle to the dough surface - 刃は生地表面に対してやや斜めの角度になっていなければいけない
  • stove, gas stove - ガスレンジ、ガスコンロ。もちろん "stove" には日本語で言う「ストーブ」の意味もある
  • fiery /fɑiri:/ - 焼けつくような、ひどく熱い
  • boiling water - 沸騰したお湯
  • sizzle - じゅうじゅうと音を立てて焼く
  • sizzling - 熱でじゅうじゅう音を立てる
  • turn the oven to 225C - オーブンの温度を摂氏225度に下げる
  • pizza peel - ピザピール
  • pan - 通常蓋がない鍋、皿状の器。日本語で言う「バット」は英語の "pan" に含まれる
  • pot - 通常蓋がある深鍋、通常蓋がある円筒形または縦長の器
  • load the dough into the oven - 生地をオーブンに入れる
  • time varies from oven to oven - 所要時間はオーブンによって異なる
  • remove - 取り出す
  • mitt, mitten - ミトン。前者は後者の省略形。使用頻度が圧倒的に高い語は "mitt" のほう。用途をはっきりさせるには "oven mitts" と言えばいい
  • loaf - 既に焼かれているが、まだスライスしていないパン
  • wire rack, wired rack - 焼き網、クーラー。焼きあがったパンを置いて冷やす網。これを言い表すのに "cooler" が通じるかどうかは不明
  • cut into the loaf - ナイフをパンに差し込む
  • cutting board, chopping board - まな板

バゲットは材料が単純だが、一般的にパンはもっと多様の材料が必要であり、手順がもっと複雑。以下はバゲットなどハード系のパンでは不要だがそれ以外のパンやお菓子のレシピでよく使われる英語の表現。

  • yolk - 卵黄
  • egg white - 卵白
  • strainer - 粉をふるう網
  • line the baking sheet with parchment - 天板をクッキングシートで敷き詰める
  • unsalted butter - 無塩バター
  • granulated sugar - グラニュー糖
  • batter - ケーキなどの生地。捏ねることができるぐらい水分が少ないのが dough, 捏ねるのが難しいぐらい水分が多いのが batter. 前者はパン生地で使われる表現
  • cut butter into the batter - バターを切って生地に混ぜ込む
  • microwave - レンジでチンする、電子レンジ。"electronic range" と言ってもたぶん通じない
  • wrap it in foil - アルミホイルで包む
  • halfway through baking, rotate the pan front to back - 焼成が半分まで終わったら鍋の前後を入れ替える
  • grease, oil - 油を塗る
スポンサーサイト

英語の副詞 just の意味を完全に説明する

英語の just の元々の意味は「直立」。ここから「正当性」という意味が派生し、やがて「少しだけ」という副次的な意味が生まれた。この語にまつわる豊かで深い意味を例文つきですべて説明する。

たけのこの里

英語の副詞 "just". たった1音節の単純な言葉なのにその意味は多様で深い。既に「ジャスト」は日本語化しているのに英語の "just" をどう和訳したらよいか悩むことがある。小説を読んでいるときに「なぜ、この文脈で、この文で、 "just" が使われているのだろう?」と理解に苦しむことが多い。

しかし数日前のことだが、 "just" の語源が古フランス語とラテン語であり、元々の意味が "upright" (直立) であることを偶然知ってひらめいた。この語の元々の意味は「直立」。そうか、わかった。"just" にはいろんな意味、いろんな訳語が与えられているけど、すべては「直立」から導き出せるのだ。

3つの例文を下に示す。さまざまな意味と訳語が与えられる "just"。ここから "just" の共通した概念というか統一した原義を見出すのは非常に困難に思える。

  1. I just ate breakfast. (朝食をさっき済ませたばかりだ)
  2. I just can't! (無理! どんなに頑張っても無理!)
  3. Just in time. (ぎりぎり間に合った)

#1は過去のことを言い表す表現。"just" がないといつの過去のことかわからないが、 "just" があると「つい最近」の過去である感覚が生まれる。ではなぜ大昔の過去ではなく「つい最近の過去」という意味になるのだろう?

そして#2は別に過去のことでもなんでもない。ここでの "just" は "can't" を強調しているのだろうか? なぜ "just" を加えると「どんなに頑張っても…」という感覚が出てくるのか?

最後の#3. ここで使われる "just" に関しては、なぜ「ぎりぎり」の意味を獲得するようになったのか皆目見当が付かない人が多いと思う。

これら3つの "just" の概念がバラバラに見えるのは日本語訳のせいもある。しかし実際にはこれらすべてに共通する概念というか感覚があるのだ。それは何かと言うと「直立」という原義であり、そこから派生した「正当性」と「少しだけ」という感覚である。この記事を読めば上記3つの文の "just" をすべて理解いただけると思う。

Online Etymology Dictionary から "just" の語源学的説明を引用。

just (副詞)
14世紀末期に生まれた語。意味は「道徳的にまっすぐ (morally upright), 神の目から見て正しい (righteous in the eyes of God); 正当化しうる (justifiable); 公平 (equitable), 偏らない (impartial), 公平 (fair); 決まりごとに従う (conforming to rules)」である。また "just" には「正確さによって示される、または特徴づけられる; 正確, 正確な寸法」という意味もある。"just" の語源は "just, righteous, sincere" を意味する古フランス語 "juste" である。もうひとつの語源はラテン語 "iustus" であり、これは英語で言うと "upright, righteous, equitable; in accordance with law, lawful; true, proper; perfect, complete" という意味である。

Online Etymology Dictionary

just の意味で悩んだらタケノコを思い浮かべよう

"just" の本来の意味であるとされる「直立」。ここから「地面から少しだけ顔を突き出している筍(タケノコ)」の絵が思い浮かぶ。この筍は地面に対して垂直に、そして天の方向を目指して、ほんの少しだけ突き出ている。「垂直に立つ」姿勢から「正当性」の意味が出てくる。ここまでの理屈は誰でも容易に導き出せるだろう。そして筍が地面から「ほんの少しだけ」突き出ていることが重要だ。ここから "just" には「ほんの少しだけ」という意味が育まれたのだろうと自分は考えている。

語源学的に言うと英語の "just" はラテン語の "iustus" から来ており、それが古フランス語 "juste" を経由してブリテン島の英語に入った。だがローマ人もフランス人も "just" に「少しだけ」という意味が派生しようとは想像しなかっただろう。この「多くではなくほんの少しだけ」という感覚はおそらくイギリス人のオリジナルである。

以下に、さまざまな使われ方をする "just" の例文を主として英辞郎から抜き出し、解釈をこころみた。牽強付会かもしれないが、この語のすべての使い方は「正当性」と「ほんの少しだけ」だけで解釈できる。このまとめが "just" の奥深く多様な意味を100%網羅していると言うつもりはない。だが99%はこの説明で行けると思う。迷ったら地面からピョコンと少しだけ顔を出しているタケノコの姿を思い浮かべよう。

bamboo sprout
Courtesy of Free Images - Pixabay

just を「正当性」の意味で使っている例文

「実に、まさに、全く」

These are just the facts. (これらは紛れもない事実である)
「正当性」から派生した意味「実に、まさに、全く」で解釈できる例文。
That's just what I want. (それこそ私が求めていたものです)
これも「正当性」で解釈可能。訳語としては「実に、まさに、全く」。
It's just the same with our family. (わが家とてまったく同じことだ)
"just" は "the same" を修飾。
"just" に続く言葉が「類似」に関するもの (the same, like, etc.)であればその後続の語を「正当性→強調」の意味で修飾することが多い。"just like ..." (...と全く同様に) という表現もある。

just を「少しだけ」の意味で使っている例文

「単に、ちょっと、ただ~だけ、たった~だけ」

I wish I could see it just once. (一度でいいから見てみたいものです)
10回20回ではなく1回だけでいいという感覚。
"just" に続く言葉が「数、量または大きさ」に関するものであればその後続の語を「少しだけ」の意味で修飾することが多い。
It's just ten o'clock. (まだ10時だ)
11時でも12時でもなくそれより少ない10時であることを示唆。
このブログを読む人なら当然ご存じだろうが、「ちょうど10時」を英語で言うなら "It's exactly ten o'clock." であり、"just" は通常使わない。

「ちょうど、~だけ、今しがた」

I just ate lunch. (お昼を食べたばかりです) (俺はただランチを食べただけだよ)
過去の出来事に言及する文。"just" はアメリカ英語の過去時制とイギリス英語の完了表現でよく使われる副詞である。
過去と言っても数十億年前から1秒前まで幅広い。"just" が付加されることで「長時間さかのぼる過去」ではなく「数秒だけ(少しだけ)さかのぼる過去」の出来事であることがわかる。
ただし "I just ate lunch." の意味はアメリカ人なら「今ランチを食べたところです」だが、上述した理由によりイギリス人は「ランチを食べただけです」と解釈するかもしれない。前者の "just" は時間的な「ほんの少しだけ」、後者は空間的な「ほんの少しだけ」。
Just now. (ついさっきのことだよ)
これも「少しだけ過去にさかのぼる」感覚がある。「今」だけど「数秒前の今」。

「何だただの~か、つまらないことに」

Oh, it's just you. (なんだおまえか)
「あなたは始皇帝でもなく私の命の恩人でもなく普通の人だよね」という感覚がある。これも "just" の「多くではなく少しだけ」という意味で解釈できる。

「辛うじて、ようやく」

I only just managed to catch the last bus home. (私は辛うじて最終バスに間に合った)
話者がバス停に到着した時刻とバスが発車した時刻の間が長かったのではなく、非常に短く小さかったことを感じさせる文。

「要するに、一体、どうでもいいけど」

Just how are you going to do that? (だーかーらー、どうやってそんなことするつもりなの?)
別に多くを語らなくていいから「どうやってそんなことするつもりなの?」という1個の疑問に答えてくれればよいのだ、という感覚。

「質問はいいから、黙って、つべこべ言わずに、とにかく」

"Wh-what happened?" "No time to explain. Just run!" (「な、何が起きたの?」「説明している暇はない。とにかく逃げろ」)
「100時間不眠不休で働いてくれ」とか「私に1億円くれ」とか大きなことを求めているのではなく「走る」という小さな行動でよいのだ、という感覚がある文。

「とてもじゃないが」

I just don't seem to hit it off with him. (彼とはとてもじゃないがうまが合いそうにない)
「彼の奴隷として働く」とか「彼に高級料理をおごる」という大きなことをやるのは無理。それどころか「彼と仲良くやる」という小さなことさえ無理という感覚。
I just can't! (とんでもない! 無理よ!)
100%とか30%やれるどころか1%すら無理、と解釈可能。
細かく説明すると、"just" は "can't" を修飾しているのではなく "can" を修飾し、文の途中までは「少しだけ可能」 (just can) という意味になっている。だが後続する "not" が "can" (可能) を否定し、全体として「1%すら無理」という意味になる。そういう構造の文である。

「何もしないのに、自然発生的に、成り行きで」

I didn't mean it. It just happened. (わざとじゃないんだ。なんか知らないけど、そういうことになっちゃったんだよ)
高い確率でそういうことになったのではなく低い確率(少ない確率)でそうなった、という感覚。つまり必然(100%近い確率)ではなく成り行き。
He just happened to sit next to me. (彼はたまたま私の隣に座った)
私の隣りに座る確率は高くなくて低い確率(少ない確率)だったという感覚がある。言い換えると「偶然」(1-2%の確率)。

just が修飾するのは必ず後続の語である

最後にもうひとつだけ。Twitter検索したら下のような文を見つけた。日本語にすると矛盾している内容に見えるけど、英語の語順を正しく知れば矛盾していないことがわかる。

I want to ride a roller-coaster someday but they just seem too scary to me. (いつかジェットコースターに乗りたい。でもちょっと怖いかも)
"just" が修飾しているのは "seem" 。他方 "too" が修飾しているのは "scary" 。つまりこの文は「ジェットコースターに乗るのはすごく (too) 怖いけど、怖いと感じる行為自体は少しだけ (just) です」という構造になっている。日本語にするとわかりにくいが、"just" が他の語を修飾するときは必ず前からであり、"too" が形容詞と副詞を修飾するときも必ず前からであることを押さえておけば文の構造を正確に把握できる。

これは余談になるが、英語の副詞の修飾に関する語順は意外に統一されていない。

  • "just" は必ず後続の語を修飾する。
  • "too" は原則として後続の語を修飾する。文全体を修飾するときは "too" 自体が文の最後に置かれるのが普通だが主語の直後など途中に置かれることも多い。
  • "only" は先行する語を修飾することもあるし後続する語を修飾することもある。何が修飾されているかを把握するには文脈で判断するか、会話の中ならストレスが置かれる場所を聴き取る必要がある。
  • "not" は助動詞に関しては必ず後ろから修飾し、それ以外の品詞に関してはほぼ例外なく前から修飾する。

その他

"You're just beautiful." は「あなたは本当に美しい」とも「お前は顔が美人なだけで他はひどいね!」とも解釈できる。どちらの意味なのか判断するには文脈に頼るしかない。

"just" を強調する語は "only" であり、 "really, very, a lot, much" などは使えない。"only" は通常は "just" を前から修飾する。例文→ You still only just turned 21. (あなたはまだ21歳になったばかり).

日本語では「30分ジャスト」という表現が許されるが、以下のように英語の "just" は必ず前から修飾する。

There were two just cats. ←誤り
There were just two cats. ←"just" は "two" または "two cats" を修飾していると考えるべきなのでこの語順が正しい
Like just you. ←誤り
Just like you. ←"just" は "like" を修飾していると考えるべきなのでこの語順が正しい

フランスパンの気泡が小さくなる理由と大きくなる理由

最近ようやくコンベクション・オーブンを購入し、パン作りに本腰を入れるようになった。でもって、相変わらず難しいのがフランスパンの大きな気泡あるいは不規則な形をした泡あるいは巨大な穴を作ること。どうすれば巨大な気泡を作れるのか? その方法を簡潔に言うと、 1) 蛋白質が少ない小麦粉を使う, 2) 天然酵母を使う, 3) モルトや砂糖を減らす, 4) 捏ねすぎない, 5) 高温発酵を避ける, 6) 気泡を潰さない, 7) 熱伝導率が高いプレートで焼く…である。

Bread, Baguette, White Bread, Dough
Courtesy of Free Images - Pixabay

バゲットとかバタールなどのフランスパン。ああいうリーンなパンはどうすれば巨大な気泡を作れるのか。図書館でいくつかパン作り関係の書籍を読んだけどこの難題を解き明かす詳細な情報は見つからなかった。仕方なくWEB検索してその方法を自分なりにまとめた。

フランスパンの気泡が小さくなる理由

- パン生地に油脂が混じると気泡が小さくなる。油脂に出会ったグルテンは伸びやすくなる。つまり気泡の膜が破裂しにくくなる。ゆえに「隣接する複数の小さな気泡が破裂して統合して大きな気泡になる」ということを実現するのが困難になる。

- パン生地が硬いと気泡が小さくなる。言われてみれば当然だが、硬い生地は炭酸ガスの泡が巨大化するのを邪魔するのだ。

- 発酵温度が高いと気泡が小さくなる。高温の発酵で頑張りすぎたイーストは焼成の工程になると疲れ果てて炭酸ガスをあまり吐き出せなくなる。

- 成形の工程でパン生地をさわりすぎると気泡が小さくなる。(気泡が抜け出てしまうから?)。

- 焼成の工程でパン生地の下部の加熱が遅いと気泡が小さくなる。家庭用オーブンは直火焼きできないのでパン生地の下部に火が通るのが業務用オーブンに比べて遅い。

隣接する複数の小さな気泡が破裂して統合して大きな気泡になる←これが大きな穴の正体だ

「フランスパンの穴が大きくなる」というのは端的に言うと、「隣接する複数の小さな気泡が破裂して統合して大きな気泡になる」ということだ。石鹸の小さな泡同士が衝突してくっ付いて大きな泡になる様子を思い浮かべればよい。この仕組みがわかると気泡を大きくする方法が見えてくる。水で錬られた小麦粉の中で酵母の吐き出す炭酸ガスがグルテンの膜に囲まれて巨大な泡になる仕組みが見えてくる。

以下は気泡を大きくする方法である。すべてを実践するのは難しいが、いずれも必要条件ではない。これらを可能な限り実行したほうがよいということだ。

フランスパンの気泡が大きくなる理由

- 天然酵母を使うと気泡が大きくなる。低温でも高温でもそれなりに活動するのがインスタント・ドライ・イーストである。対照的に天然の酵母は低温への反応と高温への反応が著しく異なる。そのため低温下でおとなしくしていた天然酵母がオーブン内で急激な温度上昇に遭遇すれば一転して活発に動き出し、大きな穴を作りやすい。

- グルテンの形成を控えると気泡が大きくなる。グルテンが少なければグルテンの膜が弱くなり、「隣接する複数の小さな気泡が破裂して統合して大きな気泡になる」ことが容易に達成される。グルテンの量を控えめにする方法は、低蛋白質の粉を使う、あまり捏ねない、など。

- 「捏ね」作業を控えめにすると気泡が大きくなる。捏ねを抑えれば生地が硬くならない。なので酵母の吐き出した炭酸ガスが不規則な構造の巨大な穴を作りやすくなる。

- 冷蔵庫などで低温発酵させると気泡が大きくなる。低温下で体力を温存していたイーストは高温のオーブンに入ると大暴れして力強く大量の炭酸ガスを吐き出す。また低温発酵だとグルテンが軟化して生地が伸びやすくなるので炭酸ガスの泡が自由気ままに大きくなりやすい。また低温発酵なら気泡の発達が緩慢になるので「隣接する複数の小さな気泡が破裂して統合して大きな気泡になる」機会が増える。

- 「分割→成形」の工程のガス抜き作業でガスを抜きすぎないようにすると気泡が大きくなる。これは、まあ、当たり前と言えば当たり前か。

- 熱伝導率が高い銅製の天板を使うと気泡が大きくなる。

- パン生地の下部を急速に加熱するために石などでできたピザ用プレートを使うと気泡が大きくなる。これも熱伝導率が高い。高熱のプレートに生地を乗せるときは火傷(やけど)が心配。ピザ用ピール (peel) なら安心。

グルテンの形成を弱め、酵母の活動を強める

フランスパンの気泡を大きくする方法を簡潔にまとめよう。

  • 蛋白質が少ない小麦粉を使ってグルテンの形成を控えめにする。
  • インスタントドライイーストではなく天然酵母を使う。
  • モルトや砂糖の量を少なくしてイーストの体力を「高速だが短時間で果てる」ではなく「低速だが長時間続く」ようにする。
  • 捏ね作業を控えめにする。
  • 1次発酵は低温でおこなう。2次発酵も高温を避ける。
  • せっかく作った気泡を2次発酵前につぶさないようにする。特に分割→成形のときに生地をさわりすぎない。
  • 熱伝導率が高い銅製のプレートまたはピザ用プレートを使って焼く。

フランスパン用のパン生地は一言で言うと柔らかい生地だ。換言するとベタベタする生地だ。手にくっ付いて離れないべとつく生地は気泡が大きくなることに寄与する反面でクープがきれいに開かない弱点がある。この難題を解決する方法はまた後日ブログに書くかもしれない。

参考にさせていただいたWEBサイト

初めてのパン作り

ドライイーストを使ったパンを作るのは初めて。1次発酵が上手くいかず。

できたてのパン

できたては意外においしかった。発酵が不十分だった原因は温度かドライイーストの量か。

マラソン大会を観戦

先日行われた某マラソン大会。残念ながら参加はできず沿道で応援するのみ。

マラソンレース

撮影場所は確か39km付近。そこを選手たちが走り抜けていく。バタバタという足音がやけに耳についた。自動車が完全に立ち入り禁止で騒音がほとんどなかったからだろうね。

ちなみにこの日の自分は近所の里山の墓地がランニングコースとして走れないか調査。

"won't" は "will not" の短縮形である、という説明は半分正しく半分誤り

英語の短縮形。たとえば is not が訛って(なまって) isn't になるのは理解できる。they arethey're に変化して結果的に there, their と全く同一の発音になるのもわかる。 would havewould've になるのも不思議ではない。日本語の「愛している」が縮まって「愛してる」に、あるいは「聞いていない」が訛って「聞いちゃいねえ」になるようなものだ。

だが will notwon't という短縮形になる現象は、その発音を考えると、不自然だ。音が単純化して短くなるなら willn't と変化するのが普通だろう。だが willn't という形は存在しない。少なくとも私の知る現代英語にはそんな奇妙な語は存在しない。なぜ will not の短縮形は willn't ではなく won't なのか? この難問を解く非常にわかりやすい語源学的な説明を英語圏の電子掲示板で見かけた。それを一言で説明すると、

willan/wyllan noht/naht → wynnot → wonnot → won't

…という流れだ。(スラッシュは "OR" を意味)。

ただしこれとは別の説明もある。語源学は遠い昔の言語を研究する学問だからいろんな説がある。インド・ヨーロッパ語族の動詞と助動詞は「人称」によって複雑に屈折してきた。その複雑な文法を反映して、

woll not → wonnot → won't

…と推移した、とする説だ。

以下に解説を日本語に翻訳して紹介しておく。

Old Britain map

won't にはちょっと面白くて複雑な歴史があります。 一言で言ってしまえば willnot の短縮形ですが実際にはかなりの回り道を経てこの形になったのです。

古英語 (Old English) において will は動詞 willan/wyllan の形を取りました。意味は現代英語で言う will, wish, want です。古英語でも未来表現で用いられることがありました。古英語の文 "Ic wille gan." の意味は "I want to go." または "I will go." です。どちらの意味になるかは文脈で決まりました。

古英語では否定の表現は以下のように頻繁に短縮された形を取りました。

  • na(w)ðer = nahwæðer = ne + hwæðer
  • neither = not + whether
  • næfre = ne + æfre
  • never = not + ever
  • nabbað = ne + habbað
  • haven’t = have + not
  • We nabbað naðor ne hlaf ne wæter.
  • We have neither bread nor water.

副詞 not は昔は noht であり、もっと昔は naht でした。noht, nahtnawiht (意味は naught, ゼロ、無価値)の関連語であり、本来は in no way (全く…でない)を意味しましたが、ne の強調形として使われるようになりました。次第に naht, noht, ne はいずれもストレスが置かれなくなって他の語と結合しました。この現象を Jespersen's Cycle と呼びます。

これらの事情が合わさって willan の否定の形 wynnot が新たに生まれました。willan の過去形は語の先頭が wold- になります。これは現代英語になると would になります。これらの語の形と関連語の動詞 wol の影響を受けて wynnotwonnot という形を取るようになりました。1500年代後半のことです。

このような経緯を経て現代英語の won't という形が現れたのは1660年代です。これは wonnot の最後の母音が省略された結果です。この種類の短縮形としては won't は初めての事例でした。その後 can't, couldn't, shouldn't などが won't に倣って1700年代までには出揃いました。現代英語では cannot という形が生き残っていますが、それ以外の couldnot, shouldnot などは消滅しました。

その他の短縮形 -'ll-'ve などについて言うと、その歴史は won't と同じぐらい長いんですが、語源学的な説明は won't ほど込み入っていません。しかしここでは詳述を避けます ;)

それと、これは覚えていてほしいのですが、古英語の綴りは現代英語のそれと比べてあまり標準化されていませんでした。同一の語に対して「正しい」とされる綴りはいくつもあったのです。訛りあるいは方言によって「正しい綴り」も変わりました。それゆえに発音と使用法の変化を歴史的に説明することは難しくなることもあります。とはいえ、won't の誕生の歴史的推移は、私が知る限りでは、このようなものであったと言うことができます。

etymology - What is "won't" a contraction of? - English Language & Usage Stack Exchange

これとは別の説明もある。won't の起源は16世紀までは正当な表現であった直説法現在時制1人称の形 "I woll" から来たものであるという。(この形は19世紀まで使われていた)。ここから否定表現 woll not が現れ、 wonnot に変化した。2人称と3人称では wynnot だったが、1人称の wonnot がそれにとって代わり、人称を問わず wonnot になり、最後に2番目の母音が脱落して won't になった、とする説だ。

Do you mean why is it "won't" instead of "willn't"? It comes from the first person present indicative "I woll", which was current even to some extent until the 19th century, but was standard usage in the 16th century. So it is a contraction of "wonnot" which in turn is a contraction of "woll not". The second and third persons were (and of course still are) "will", and originally there was a "wynnot" but "wonnot" won out and replaced it for all persons, at some point in the 16th c.

origin of the negative contraction "won't" for the future tense | WordReference Forums

トレランの走りが予想以上に速くて驚いた

ときどき近くの山々を走っている。アスファルトで舗装されているロードではなく土の道。あるいはトレイル。そういう道を走る。あるいは道なき道を走る。しかしトレランの大会に参加したことはない。先日自分の住んでいる町の里山でトレラン大会が開かれた。現在体調を崩しているので今回は見学だけにしておいた。実際にレースを観戦するのも今回が初めてだ。邪魔にならないようトレイルの脇に立って選手たちの走りを観察した。以下は感想である。

トレイル(松林)

上りも下りも予想以上に速い。たぶん自分が生きているうちにこの大会の上位の人たちに勝つのは無理だろうな。

トレラン専用シューズでなく普通のランニング用のシューズで走る人たちが意外に多かった。

自分は下り坂トレイルを走るとき転倒しないよう短いステップで走る。しかし大会参加者の多くはロードを走るときと同じように長いステップで下り坂を走っていた。それでも転倒する選手はいない。転倒しそうになる者すらいない。

下りでも踵(かかと)から着地する人が結構多かった。かなり速く走っているのに。あれはアキレス腱を痛めるんじゃないかな? それともトレランやる人たちはロードの人たちよりも鍛えているからアキレスは平気?

個人的に一番関心があったのは階段状になった下り坂の走り方。トレランをやる人なら知ってるだろうけど、トレイルの坂っていうのは、巨大な木の根が地上を這ってまるで階段のように連なっている箇所がある。あるいはハードルのように立ちはだかっている場所がある。そういうところを平らなロードを走る要領で普通に全力疾走したら爪先が木の根っこに突っかかって転ぶに決まっている。ところが信じがたいことにこのレースの上位成績者たちは階段状の下り坂をピョンピョンと蛙(カエル)のように軽快に飛び跳ねて私の目の前を次々と通過していったのだ。あのような特殊な地形を躓かずに(つまずかずに)走るコツは腿(もも)を上げることかな。着地したときの脚への衝撃を考えると筋力がよほど強くないとあのような走りはできないと思う。

みんな脹脛(ふくらはぎ)がすごく太いね。あれがランナーの脚なんだろうね。自分の脚はまだまだ細すぎる。もっと鍛えないといかん。

このレースは性別とか年齢別に分かれるわけではなく全員が同じレースに参加する。そして驚くべきことに中学生らしき参加者でも上位の成績に入っていた。成人よりも体重が軽いぶん着地したとき脚が受ける衝撃が弱いから有利なのかもしれない。ランニングは高齢者でも好記録を出せるスポーツであることは広く知られている。そしてトレランは高齢者だけでなく10代前半の子どもでも良い記録を出せる競技かも。

よく「トレランをやる人はハイキングとか登山の人たちとすれ違うときにきちんと挨拶をする人が多い」と言われるけど、そうでもなかったような気がする。まあ、私のことを大会の運営に携わっている人物と勘違いして挨拶の必要性を感じなかったのかもしれないけど。

それにしてもトレランの人たちは速い。下り坂で観戦していると彼らの地響きを立てる走りに圧倒される。トレランに関して昨今よく論争になるのがハイキングや登山などをやっている人たちとの軋轢(あつれき)。自分は「ハイキング・コースを走るな」という意見には決して賛同しないけど、あの凄まじい速度を目の当たりにするとやはり何らかの対策が必要かなと感じた。

来年この大会に参加したいと言いたいところだけど他の人たちと一緒に走って順位を競うのは性に合わないかな。自分にとって走るというのはレースよりも孤独に一人で走ることなので。

ロードを走るマラソンを観戦する人は多いけど、草原を走り回ったり薄暗い森林の中を駆け抜けるトレランのルートまで足を運んで見守る人は非常に少ない。まあ、足場が不安定で泥だらけの道も多いし、一歩足を踏み外せば谷底に転落して死ぬかもしれない場所に観客として行きたがる人はそんなに多くはないだろう。マラソンに比べてトレランの商業化がうまく行っていないのはそういう事情もありそう。

店員がいるレジではなくセルフレジを選ぶ人は財布の中の小銭を少なくしたい

最近増えているスーパーのセルフレジ。商品のチェックだけ店員がやって支払い処理だけは客に任せるセミセルフのレジもある。個人的に長年の疑問だったのが、店員にすべてやってもらったほうが早いのにあえてセルフのレジに行く人が多いこと。隣りにはセルフではない、店員がいる普通のレジがあるのにセルフレジを選ぶ人たち。なぜセルフレジがいいのか? その理由の一つは財布の中の小銭を消化したいかららしい。なるほどね。あと気兼ねなく1万円札みたいな高額紙幣を使えるとか。

cash register
Courtesy of Free Images - Pixabay

15 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (アウアウエー Sa52-dFbo)
2017/01/28(土) 09:14:09.88 ID:Ytj6pF+Pa

なぜ店員がいるレジがあるのにセルフに行くのか分からない

45 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 8aef-FuHd)
2017/01/28(土) 09:19:06.21 ID:OVEobT9l0

>>15
だらだらと小銭消化出来る

211 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイWW 17a5-k1TF)
2017/01/28(土) 09:55:42.27 ID:uqFT22L50

>>15
・空いてる
・レジで知ってる人がパートしてて面倒くさい
・偏った商品ラインナップをレジの人に見られるの恥ずかしい
・レジの人に顔おぼえられてる気がしてきた
・小銭使いたい
・クレカが恥ずかしい柄
・子供がセルフでやりたがる
・人と関わりたくない
・レジの人の声すら聞きたくない気分

98 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイWW 5a48-5iOx)
2017/01/28(土) 09:28:23.09 ID:jeXp49wK0

財布の小銭を全部放り込むのが好き

113 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW b608-fMLr)
2017/01/28(土) 09:30:30.77 ID:AGWuqik+0

近所のスーパーで買い物する時は基本セルフレジつかう
一万円崩したり小銭消化したり何かと気使わんでいいしな

152 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ f68d-KUv7)
2017/01/28(土) 09:42:11.74 ID:9qjrPJvX0

確かに小銭を放り込んで処分しやすいのはええね

288 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW 0b48-uyTF)
2017/01/28(土) 10:13:19.15 ID:8nBaWd0C0

店員がくれる袋が自分の思ってるやつじゃないストレスから解放されるし小銭減らせるし

484 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 3eef-hijU)
2017/01/28(土) 11:31:14.84 ID:XeP6sP/b0

一部のみセルフレジのことろはありだわ
セルフレジ使う人少ないから商品数少ないときは待たずにすぐできていい

あと会計だけセルフになった店あったけど混雑減ってるからそれもありだわ

とろとろ小銭出してる老人とか待たないで済む

504 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (アウアウカー Sa43-f1c2)
2017/01/28(土) 11:41:58.38 ID:mtNdP3/ma

セルフレジだと小銭を全投入してまとめるとか可能なのがいいよね

569 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (スッップ Sdba-NCxF)
2017/01/28(土) 12:24:12.95 ID:OAjoAIGxd

財布の小銭を全投入して財布軽くするわ

588 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ dbf8-y5A3)
2017/01/28(土) 12:36:59.51 ID:3lEEJDcd0

割りとマジで全部セルフにしてほしい
店員との接触も無くなるし
小銭使いやすいし
買うものも見られないし
いい事しか無い

セルフレジ 糞だったことが明らかに 店員の手抜きだった @ ニュース速報(嫌儲)

ランニングで謎のスランプ

ランニングがスランプだ。夏はわりと調子が良かった。秋になった途端にタイムが落ちた。息が続かなくなった。足が重くなった。理由は不明。便秘と関係しているかもしれない。

早く調子を取り戻して近所の里山でトレランをやりたい。

トレランのコース

トレランのコース

トレランのコース

落下腸マッサージで慢性的な便秘が解消した

慢性的な便秘がなおった。「落下腸マッサージ」と呼ばれているマッサージのおかげだ。

大腸
Courtesy of Wikipedia

1ヶ月ほど前に突然慢性的な便秘になった。普通の便秘なら数日後に自然治癒していたのに今回の便秘は違う。本当に慢性化してしまった。仕方なく3日または2日に1回の割合でピンクの小粒コーラックを飲んで対処していたけど、「ひょっとして一生コーラックの世話になるのか?」と思ったりして、気分が暗い日々が続いていた。

しかし1週間ほど前だったか、ネットで「落下腸マッサージ」なるものを知った。テレビ番組で紹介され、大きな話題になったらしい。マッサージの動きに合わせて大腸が上のほうに押し上げられるレントゲン映像がすごい。
しつこい便秘を2分で劇的に治す方法 - YouTube

便秘を治すマッサージと聞いて、かなり激しい体操のようなものを予想していたのだけど、これは全然違う。

仰向けになる。膝を立てる。腰と床の間に枕とかクッションのようなものを置いて下腹部を約10cm浮かせる。そして大腸があると思われる下腹部の箇所を下から上に優しくマッサージするだけ。強い力は必要ない。さらに指先で下腹部を軽く叩く。これはS状結腸を刺激するマッサージになるんだとか。本当にこれだけ。時間にして数分間。

「こんなゆっくりとした、優しくお腹をさするだけのマッサージを数分間やるだけで本当に便秘が治るわけがないよなあ」。そんなことを考えながら半信半疑で下腹部を寝る前と朝食前にマッサージした。

効果は翌日に出た。便通があった。穏やかな便通。下剤を服用したときのような痛みは全くない。まさかたった1日で効果が出るとは予想していなかったので驚いた。便通は翌日も、そのまた翌日にもあり、そして現在に至っている。

下剤とかヨーグルトとかセンナ茶などなど…。今までの苦労は一体何だったのかと言いたくなる。もっと早くこのマッサージのことを知っていればどんなに良かっただろう。

便秘の原因は人によって違うらしい。この落下腸マッサージは胃下垂のように腹筋が弱くて大腸が押し下げられてしまった人たちに効くらしい。だからネットの反応を見ているとこのマッサージが効かない人たちもいるようだ。

でも自分には効果があった。わずか数ヶ月とは言え慢性化していた便秘がたった1日で治り毎日健康的な便通があるのだ。非常にうれしい。このマッサージを考案してテレビなどで紹介してくださった久里浜医療センターの 水上健 医師には本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

いわゆる「落下腸」「ねじれ腸」は日本人に特有の症状らしい。えっ? そうなの? うーむ、本当かな? 詳しい話は「久里浜医療センター|「落下腸」について」で説明されている。

Google
WWW ArtSaltのサイドストーリー
このブログについて

最近のエントリ

カテゴリー
あわせて読みたいブログ

あわせて読みたい

最近のコメント
Internet Explorer
よりも便利です

Opera 9 - Always secure with Opera Firefoxをダウンロード!!

相互リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。